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6話(4/6)にしおりをはさみました!
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6話(4/6)
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流の手に包み込まれた性器は訪れる快感を期待するかのようにピクリと揺れる。
「や……めろって」
「辛いんだろ。いいから黙ってろ」
「そういう事じゃ、あぁッ!」
言葉を遮るように性器からの強い刺激が全身を駆け巡る。
「はな、せって…こんなの、だめだって」
「今やめたら辛いのお前だぜ。こんなに先走りダラダラの癖に」
「い……言うな、や!あ、あぁ」
上下にスライドする手の中からはクチュクチュ……と湿った音を響かせた。
溢れ出る先走りが滑りをよくしていく。
「ヒ、あ……き、もち……」
「気持ちいい…?」
「んっ、んゥ!きもちい、からもっと、ひゃあァ!!」
楽しそうに口元を緩めた流は激しく手を動かした。
発作は徐々に千尋から理性を奪い取り、嫌だと拒絶の言葉を繰り返していたのに、次第に甘い声を紡ぐようになる。
「も、だめ……っ」
「イくならイっていいから」
「ん……イ、く……だめ、もう出る、出る……でっ…あぁ―――っ」
シーツを掴む指が白くなる。
嫌々と顔を左右に振り、四肢をビクつかせながら千尋の性器は精液を吐き出した。
ピュク、ピュク。
数回に分けて大量に吐き出されていく。
「スゲ……超出てんじゃん」
精液を眺める流は熱を帯びた瞳をし、苦しそうに息を吐く。
発作が治まった脳内は落ち着いていて、目の前の流がどういった状況なのかを直ぐに理解出来た。
「お前も……辛そうじゃん」
苦しげに膨らむそこを見ながら問い掛ける。
それが辛い事は同じ男だからこそ分かる。
「いいよ」
「は?」
ベッドに俯せになり、ゆっくりと尻を持ち上げるようにして震える声で言う。
「オレもお前に付き合ってやるから」
どうしてこんな事を言ったのだろう。
まだ発作が治まっていないからなのか。
それとも……
「後悔すんなよ」
流の言葉に千尋はコクリと頷いた。
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