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3にしおりをはさみました!
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あれから毎日朝・昼休み・放課後、綾ちゃんの所に行った。
綾ちゃんは相変わらず表情1つ変えずに外を眺めてる。
どうやったらあのポーカーフェイスを崩してくれるんだろう…。
「綾ちゃん。お昼一緒に食べよ~」
「お断りします。」
「えー。何で?」
「…これから委員会があるんで。」
何委員なんだろ。
興味本位で綾ちゃんについていく。
綾ちゃんが向かったのは図書室。
「綾ちゃん、図書委員なんだ。似合うね」
「……。」
見事にスルーされた。
図書室なんて初めて入った。
うちの学校の図書室…デカくね?
しかも、その分本が多いし。
…返却された本は図書委員が片付けてるんだ。
綾ちゃん大変だね。
背、低いし。
上の方とか届かなさそう。
上の方の本をしまおうとしている綾ちゃんが可愛くてずつ見ていたかったけど、流石にあのまま放置するのも可哀想だからしまうとを手伝った。
綾ちゃんは不服そうに「……どうも。」っ呟いた。
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