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気まぐれにしおりをはさみました!
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気まぐれ
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僕はこの歌舞伎町を仕切っているメンバーの1人
『赤司征十郎』
この街でこの名前を聞けば誰しもがなんらかの感情が芽生えるだろう
嫌悪、憎悪、嫉妬、歓喜、憤怒、悲哀、後悔、焦躁、未練、恐怖……
ほとんどが負の感情だ
だがこの世界を征する者としてこういった敵意を向けられて悪い気はしない
むしろそれをねじ伏せ、上に上り詰めることこそ『赤司』の名に恥じない生き方だと思っている。
だが、あの日の俺は少しそんな生活に退屈していたのか街中でゴミに埋もれた毛色の変わった子猫を拾ってしまった
透明な肌に水晶玉のような瞳、白に近い水色がかった髪もゴミに埋もれていたせいか少し汚くなってる
そんな彼に僕は心を惹かれてしまった…
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