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初出勤にしおりをはさみました!
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初出勤
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さっそく赤司くんの車で職場へ向かう
車もリムジンとまではいかないまでも、中が広くて運転手付きの黒い大きな車だった
こんな大きな車で出勤するなんて初めてでとてもワクワクしていた
赤司くんは緊張してる?なんて聞いてきたけどむしろ逆で、少し楽しみなんて思っている
けど、なぜだか僕は感情があまり表に出ないみたいで赤司くんには緊張でソワソワしているように見えるみたい
日が沈みネオンの看板が光り出す頃
僕らは赤司くんが経営するホストクラブに到着した
入口からは水商売をする店の、あの独特な空気はなくて
ドアの前には大きな階段があり、さらにはレッドカーペットまで敷かれていた
ドアの前には黒服が立っていて僕たちのためにその重たそうなドアを開いてくれる
僕たちではなく主に赤司くんのためだろう…
さすがオーナーと思わせられるようにすれ違う人が次々と頭を下げて挨拶する
こんな人に拾われるなんて幸運なのか不幸だったのか…
そんなことを考えていると奥の方から
「赤司っち〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
と大きな声で叫びながら黄色い頭の人がこっちへ向かって走ってきた
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