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筋書き通りに左手鳴らせば 粛清にしおりをはさみました!
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筋書き通りに左手鳴らせば 粛清
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坂田side
嘘やろ?
うらさん?
小さかった頃と姿は変わっているけど外に跳ねた薄茶色の髪に可愛らしいあひる口
見間違えるはずがなかった
さ「うらさん…?」
う「坂田…」
暫くの間見つめあっていたが悲鳴が聞こえお互い現実に意識が戻った
あ「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」
う「天月?!」
あ「痛い!痛い!痛い!やだやだやだやだお願い抜いてぇぇ!!痛いぃぃいい!」
悲鳴のした方に目線を向ければうらさんと一緒にいた男__天月がセンラに腹を刺されていた
う「てめぇ!!」
セ「さかたん!なんで殺らんの?!センラたちの使命は悪を粛正することや!」
さ「わかってる!」
わかってるよそんなこと
だけどうらさんを殺したくない…うらさんだけは助けたい
う「天月をはなせ!」
あ「あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」
セ「お前たちを殺すのがセンラたちのやらなあかんこと
はなすなんて無理に決まっとるやろ!」
う「…からくり舐めんな…!!」
白狼としての自分とうらさんを助けたいと思う自分と葛藤しているとうらさんの心の底からぶちギレたような声が聞こえてきた
その瞬間センラの体が宙に舞ったかと思うと4、5m程とばされた
うらさんの方を見てみると“何か”を蹴り終わった後のように足を下ろすところだった
さ「センラ!!どうしたん?!」
セ「…っあの小さいのに蹴られた…」
センラを蹴った当の本人は気にする様子もなく天月の止血をしていた
あ「痛いよ、痛い…」
う「大丈夫だからな」
あ「死んじゃうよぉ…」
う「死なないから」
応急措置が終わったのかうらさんは立ち上がる
そして傍に落ちていたセンラの刀を思い切り踏みつけ粉々にした
う「お前ら…許さねぇからな」
セ「さかたん、あいつほんまヤバイで…」
さ「う…ん」
う「おい、坂田、お前でも手加減はしない」
さ「そんなん当たり前やろ僕だって手加減せぇへんわ」
そうは言ったもののどうしてもうらさんに刃を向ける気になれない
再び葛藤をしていると後ろで銃声が聞こえた
あんな躊躇をしなければセンラを失うことにはならなかったんだろう
気づいたらうらさんは僕の後ろにいてうらさんの周りには大きな大きな赤い花が咲いていた
その大きな赤い花は今も面積を拡げていってる
さ「え…?センラ?」
セ「…………」
呼び掛けても「どうしたん?」といつもの優しい笑顔で答えてくれるセンラはもういなかった
Continued on next page
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また終わりかたおかしいだろ現象が始まりました
ご了承くださいませ( ノ;_ _)ノ
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