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和馬の家にしおりをはさみました!
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和馬の家
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「ん..、ん〜...?」
目を開けると見慣れた天井が見えた。俺の家の天井だ..。
あー、頭がぼーっとする
でも、からだは横になっていてベッドにいるのかふわふわしていた
まだぼーっとする頭でなにがあったか考えた。たしかクラスのみんなでカラオケに行くことになって、チョコレート食べて....
そうだ、!あのチョコレート..っ!と、だんだん思い出してくると恥ずかしくなり、顔が赤くなるのが自分でもわかった
「あ、起きた?」
最近よく聞く声が聞こえた。その声の主はやっぱり思っていたどうり太輔の声で、俺の顔を覗き込んでいた
てゆうかなんで....
和馬「なんで太輔がここにいるんだよ!」
太輔「だってキスしたら倒れたから..。ここにいるのは幼馴染の人達と一緒に運んだからだよ。幼馴染の人達はもう帰っちゃったけどね」
和馬「キスして倒れたって...あれはお酒のせいだっ!」
太輔「あー、そういうことでいいよ。''かず''」
て、適当に返してきやがった.....。
ん、?かず...?
和馬「かずってなんだよ!」
太輔「和馬だからかずだよ?いいでしょ別に」
和馬「いや、よくな....んっ!?」
俺が話してる途中でいきなり太輔がキスをしてきた。あの時みたく、舌を入れてきて...
和馬「ん...っ、ふぅ...ぷはっ」
だけど、すぐに身体を起こして太輔から離れた
太輔「...」
和馬「....はぁ...はぁ、いきなりなにし...て.....(フラ~)」
お酒がまだ残っていたのかバッと太輔から離れたあとに、ふらついてしまい太輔の方に倒れた
太輔「おっと...大丈夫?」
和馬「だ、誰のせいだと思って...」
太輔が抱きとめてくれた。まぁ、もとはこいつのせいなんだが...
太輔「でも、本当にキスで倒れたでしょ?」
和馬「ち、違う!これはまだあのお酒が...」
これは本当だ。俺の家はもとからお酒が弱くてお母さんもお父さんもあまり飲める方ではない
だからきっと俺もそうなんだろう
太輔「まぁ、今はそうかもね。いつかはキスだけで腰抜かしちゃうほどにはなるよ」
和馬「いつかって...もうこんなことすることなんてねぇよ!」
太輔「あるよ?だって和馬は俺のお気に入りだし。」
和馬「お、お気に入り..?」
太輔「そっ、お気に入り(ニコッ)」
和馬「...!」
太輔が笑った。無愛想って感じだったのに...、あのキスをのときにニヤッとした笑いなら見たけど...こういう風にちゃんと見ることはなかった
クラスの人にはまだ見せていないこの顔...ちょっと嬉しいなと思った。ん、?嬉しい...?なんで俺今嬉しいって思ったんだ..?
太輔「ふっ、すごい色んな顔してる..。なにか考え事?」
どうやら顔に出ていたらしく、少し恥ずかしくなり顔がほんのり赤くなった
太輔また笑ったし....。
太輔「あ、今度は赤くなった。色んな顔してるって言われたから恥ずかしくなったの?かず可愛い〜(ニコニコ)」
和馬「う、うるさいなぁ!かずって言うなって...!可愛くもないっ!」
図星をつかれて少し驚いたが、かずってことも可愛いってこともちゃんと否定した
太輔「はいはい。まぁ、まだお酒残ってるみたいだし今日は安静にしてなよ。明日学校あるし。あ、今日もう遅いから泊まっていってもいい?」
和馬「あぁ...、別にいいけど」
太輔「ん、ありがとう」
適当にながされていきなり話を変えてきた気がしたが、言われた通りに安静にしようと思った
別に泊まるのもよかった。親は仕事とかで全然帰ってこないし..。
てゆうか、明日なにか言われそうだな...太輔とのことで。でもどうしようもないし、しょうがないか..
和馬「ん..、ふわぁ〜...」
太輔「さっき寝てたのに眠そうだね、疲れたのかな?もう寝な。」
そう言って太輔は俺の頭を撫でてきた
気持ちいい...。と猫みたいに目を細めて撫でられていた
太輔「おやすみ、かず...」
太輔がおでこにキスをしてきた気がしたがもう眠りにつく前だったから、眠くてしょうがない俺は反応しなかった。
だんだんと眠気がきて、俺は眠りについた
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