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登山からの飯盒炊爨-1にしおりをはさみました!
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登山からの飯盒炊爨-1
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頭痛がすっかり消え去った俺は、今日こそ寝ようと意気込んでいたのだが、なかなか寝付けないでいる。
結局部屋に泊まった百瀬は、最初こそ遠慮してベッドの端に寝ていたが、俺が眠ったと勘違いしたのだろう、突然強引に腕を巻き付けて抱き込みやがった。
俺のベッドは元々部屋に設置されていたもので、流石はお坊ちゃま校というだけあって、程よくスプリングのきいたセミダブルだ。
一人寝なら充分すぎる広さだが、デカい百瀬と並ぶと結構窮屈なのだ。更に長い脚に絡まれているので身動きが取れず、どうしたもんかなと考えていると、百瀬が堪え性のない男根を、俺の貧相な太ももに押し付けて来た。
「はぁはぁ……あ、たまんない、っん、はぁ……佐藤、さとう……すきだ」
俺の太ももを使って自慰を続ける百瀬の息が、尋常じゃなく荒くなり、恐怖さえ感じ始めた頃、巻き付けていた腕を解くと、今度は俺のTシャツの中に手を入れて、直接肌をまさぐりはじめた。
「あぁ、佐藤の生肌……全身を……舐めまわしたい……はぁはぁ」
ーーえ?きもっ!!
「ああ……佐藤のこのあばら骨に……俺の愛情すべてを……はぁ、刻みたい」
ーーいやいやいや。ちょくちょくお前の日本語はおかしいからな。
Tシャツを捲りあげ、へそから胸にかけて何度も舐め上げると、何も感じない乳首をふにふにと弄り出したが擽ったいだけだ。
チリッと鎖骨のあたりに痛みが走ったので、これ以上は好きにさせる訳にはいかねえと思った俺は、バチっと目を見開きリモコンで電気を付けた。
「てめえ、勝手に人の身体を弄ってんじゃねえぞ!」
「えっ、あれっ、さとう起きてたのか」
目の泳いだ百瀬を見てムカついた俺は、渾身の力を込めて、やつの憎たらしいほど綺麗に盛り上がった胸筋に、肘鉄をお見舞してやった。
「ぐふぉっ、ぁああ!っんん!」
簡単にイッてしまった百瀬は、余程気持ちが良かったのか、肘鉄にただならぬ想いが芽生えたようだ。
「もう一度頼む!佐藤、お願いだ!もう一度、今の肘鉄を三割増しでバシッと俺に……」
その先を聞く前に早々とベッドから逃げおりた俺は、百瀬を押し倒して下着を容赦なくずり下ろし、爆発した精液の匂いにこの上なく嫌な顔をして、くせえんだよと罵った。俺は匂いに敏感だ。
百瀬が長い腕を伸ばして宮棚からティッシュを取ると、恥ずかしそうに赤くなりながら股間の汚れを拭いているので、わざとじっくり見てやった。
案の定、また興奮して下半身を盛り上げ始めた百瀬の股間を、持ち上げた足裏でグリグリ踏みつけて、徐々に力を強めていった。
「はぁはぁ……さとう、乳首も……痛くしてくれないか……はぁ、んはっ」
リクエストに応え、ピンと勃ち上がった胸の突起を指に挟み、激しく捏ねながら引っ張った。
その刺激でこの上なく硬くなった陰茎を、なおも踏み付けた足裏で強く押しながら、小刻みに振動を与え続け、今夜三度目の白濁を出させてやった。早漏疑惑が浮上。
百瀬が恍惚な表情で、口の端から細く涎を垂らし、快感の余韻に浸っている間、下着とスウェットパンツをやつの部屋から取って来てやった。
ちらっと見た百瀬の机の前に、いかにも盗撮だと思われる俺の写真が、ズラっと並んでいたのは見なかったことにしたい。いつかは必ず問いただして、回収するつもりだがな。
睡眠を取らずに何回も出せば、流石の百瀬もフラフラだとは思うが、決して甘やかさないでいこう。俺は着替えを手伝ってやると、ベッドから百瀬のでかい身体を遠慮なく床に落とした。
「百瀬。今すぐ自室へ戻るか、ここに居座って俺と二度と口を聞かないかのどちらかを選べ」
最後まで言い終わらないうちに、そそくさとドアから出て行った……かと思えば、再び戻って顔だけ覗かせている。
「佐藤。今夜は最高だっ、ぶほっ」
皆まで言わせねえぞ!ほとんど言い終わっていたけどな!俺は硬めの枕を愛用しているのだが、そいつを高速で投げ付けてやった。
百瀬は何事も無かったかのように、顔面に命中した枕をお持ち帰りしようとするので、慌てて奪い返しておいた。こいつ手癖が悪すぎる。
そんなこんなで別々にベッドに潜った頃には時刻は明け方になっており、俺は寝るのを諦めたのだ。
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