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感じてしまった俺-2にしおりをはさみました!
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感じてしまった俺-2
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「んんっ、あっ、ぬは?」
くすぐったいだけだと思っていたのにどうやら開発されていたみたいだ。感じてしまった俺は変な声をあげ、自分で恥ずかしくなった。
「チュパッ。ん?さとう、ここ、いいのか?」
「うるせぇ、いつもと……違うだけだ」
色気に欠けたその場の雰囲気をぶち壊す俺の言い様にも満足げに口角を上げると、百瀬は再び熱い舌先で熱烈に愛撫し始めた。
コリっと弾かれるとその度にお尻の奥がジンジン疼いて脳が溶けそうなほど気持ちがいい。
「あっ、んんっ……はぁはぁ、ももせ、んあ」
「やばい、佐藤の声がエロい……もっと聞かせてくれ」
空いてる乳首も休ませてはくれず、親指の腹で円をかくように捏ねられて、出したくもない声が止まらない。けど百瀬が喜ぶなら我慢する必要もないんだ。
百瀬に見られていないと思うと何故か安心してしまい、本能に従って思う存分に喘いでみようと思えてくるから不思議だ。
いつになく乱れる俺に百瀬の頭も沸騰し、性急にことを進めていくのが野性的で好ましいと思った。
「さ、とう……きょう、後ろ、挿れる……いい?」
なんでカタコトになってんだよ。
おかしな言動が気にはなるが、今日は大人しく希望を叶えてやろうか。どうやら後ろから繋がりたいようだ。普段バックからはあまりしないので、俺も少々期待をしている。
潔く身体を回転させてうつ伏せになると、すかさずやつが腰の下に枕を滑り込ませ、お尻を突き出した格好にさせられた。
俺はひたすら恥ずかしくて、もう一つの枕に顔を埋めると、次にくる衝撃に耐えようとした。
「……」
「あの、す、すまない。佐藤……その、ローションをだな……とってくれないか」
「チッ、てめぇ準備悪すぎんだろうが」
なかなか後孔に指が入って来ないと思っていたら、百瀬は何一つ用意していなかった。バスタオルを敷いただけで満足していたのかと、怒りを超えて気の毒なやつだと同情してしまった。
俺はアソコをおっ勃てて、目隠し姿で動きを止めている情けない男の下から抜け出すと、例のエロい趣味で満たされた棚から、ローションとコンドームを探し出して戻ってきた。
「うぅ、ごめん」
しかし、この恥ずかしい状況すら快感に変えてしまう天才は、羞恥心で股間を更にパンパンに腫らしている。げんなりしながらビニールの端を破り、中から取り出したゴムを重たそうにビクビクさせている陰茎に被せてやった。
「なんかさぁ、これって介護じゃん」
「んんっ!!はぁはぁはぁ、ご、めん」
介護というワードに異常に反応した百瀬の手にローションを握らせると、再び元の位置に寝転んだ俺にガバッとのしかかって、背中にキスの雨を降らせてきた。
「ほんとに不可解なやつ」
見た目は粗を探すのが困難なくらい完璧なのにな。高めの鼻梁は理想的だし唇の形も思わず吸いつきたくなるほど色っぽい。首から顎にかけてのラインは美しく、いつまでも眺めていたいくらいだ。
気を取り直して唇と手のひらで激しく身体を撫で回す百瀬に全てを委ね、感じるままに声を出していった。
「ふぅぅ、今朝ほぐしたのに、もう固くなってたな」
俺の後孔を苦労しながら広げた百瀬は、手探りで行うせいかローションまみれになっている。いつもより減りの早いボトルを床に下ろすと、ゆっくり楔を熟れた蕾にあてがった。
やつの張り出た鬼頭がぬるぬるし過ぎて上滑りを繰り替えすのだが、その刺激すら今の俺には叫びたいほど気持ちがいい。
やっと目標を定めた百瀬の巨大な肉棒が、小刻みな揺れと共に挿って来た。
「くっ、んん……痛くないか?さとう」
「はぁはぁ、くるしいけど、平気だから……いちいち聞くな」
やたらと確認をするのは百瀬の優しさだ。しかし少々気にしすぎる傾向にあるので、怪我の心配がないほど解したのならば、好きに動けと言っておいた。
それからの百瀬はまさに野獣だ。後ろから抱え込むようにして密着すると、抉るようにナカを突き刺して、俺が声を上げると更に律動を速めて来た。
俺のイイところもしっかりマスター済みだ。
単調な動作だけでは無く巧みに腰の動きを変えていき、俺の淫らな声を引き出して行く。
突き上げられると奥まで届き、じわじわと快感が湧き上がって来た。
「はぁ、んんっ。もも、せ。そこ、いい」
「佐藤!さとう、はぁはぁ、ごめんな、ごめんな」
謝りながら腰を振る百瀬が若干うるさいが、気持ちがいいので許しておこうか。
今日の百瀬は謝罪することに酷く興奮するようだ。相変わらず理解に苦しむ男だが、やつのブームだから仕方がないと受け止めるしかないのだろう。
それから延々と許しを乞うわけの分からない男がやはりやかましく、後ろ手に殴りつけると更に興奮させてしまい、まるで女性のようにアンアン啼かされてしまうのだった。
「ごめん、さとうごめん……んんっ、くっ」
俺の肉棒を扱きながら、イく時まで謝罪を続けた百瀬が情けなく、そのヘタレっぷりにゾクゾクする俺もかなりの変態だな、と呆れながら絶頂を迎えた。
それで終わるほど絶倫百瀬は甘くはなく、目隠しを解くとやつの気が済むまで交じりあった。
解いたタスキに唇を寄せて、いい仕事をしたと感謝しながらキスをする姿が気持ち悪く、吐き気がするわと罵ると、いっそう喜ばせてしまった学習力のない俺である。
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