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勉強合宿にしおりをはさみました!
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勉強合宿
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side ちとせ
｢ちとせーー！勉強教えてっ｣
朝教室に入ると半泣きの愛希が飛びついてきた
｢なんだよ急に…｣
｢来週から中間テストなんだって！｣
｢あぁ、5月末って言ってたっけ｣
そういえばそうだった。ＧＷ明けからずっと教師たちが言っていたのに愛希は初耳だったらしい
涙目で見上げてくる姿を見てため息をつく。来週ったってもう3日しかないんだけどな…
｢とりあえず今日放課後やるか｣
｢うん！｣
………………………………
｢で、どれからやる？｣
｢数I…｣
｢ん。範囲展開から一次不等式か｣
………………………………
｢だーかーら！二乗っていうのは2つってことなんだからそのまま書けばいいんだって…違う！そうじゃない！お前どうやってここ受かったんだ…｣
｢ちとせがそのまま書けって言ったんでしょ！！｣
｢二乗したんだからその2書くなよ！｣
展開から躓く愛希に頭を抱える。ほんとどうやって受験受かったんだ…
ぎゃーぎゃー文句を言う愛希を黙らせるのに苦労しながら進めるが理解出来ているのか怪しい
｢だからそこは…｣
｢あ！まだいた！｣
｢げ、瀬戸…｣
｢あ、恭弥くん｣
｢げとか言うなよな〜愛希ちゃんやっほ〜｣
いつも思うけどこいつ暇なのか？新藤たち以外に友達いないとか？可哀想なやつだな…
｢ちょっとちとせ、なにその哀れみの目｣
｢別に。で、なんの用？今忙しいんだけど｣
｢冷たっ！明日金曜でしょ？んで月曜からテストでしょ？勉強合宿しない？｣
｢べんk｢お泊まり！？｣
おい愛希、お泊まり！？じゃねぇよ問題とけ
｢わー！するする！！明日？どこに泊まるの！｣
｢斗真の家だよ｣
｢行くーー！｣
新藤の家とか絶対行かねぇ
｢じゃあ2人とも泊まるって斗真にも伝えとくね〜あ、ちとせは強制参加って斗真が言ってたから｣
じゃあまた明日な〜と帰って行く瀬戸。いつか蹴り飛ばしてやる
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