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届かない距離 ショチ 2にしおりをはさみました!
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届かない距離 ショチ 2
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ガチャ。
「あ、チーノさん。遅いですよ」
「んー」
チーノさんは仕事をあまりしない。あまりというか、全然。そこは欠点だと思う。見た目は真面目そうなのに。
「何話してたんすか。トントンさんと。」
「あぁー、ショッピは生意気だなって話。」
二ヒヒと笑う顔が可愛くてしょうがない。
「先輩がちゃんとしてくれないからですよ。」
冗談を言いながらも余裕が無いので、パソコンをいじっているとチーノさんに話しかけられた。
「お茶、いるか?」
「お願いします。」
チーノさんは気遣いはできてると思う。
「はい。」
「ありがとうございます」
チラリとコップを見ると、
「これ、お茶じゃ無いですよね。」
「え?」
これは、どう考えても。
「、、、。めんつゆですよね」
「チッ、ばれたか。」
「ばれたかじゃ無いですよ。」
コネシマ さんよりは、バカじゃないんですよ。見た目と匂いでわかりますよ。
「それより、早く仕事してください。」
「はぁー、めんど。なぁ、飲みに行こ。」
「まぁ、いいですよ。」
俺、バイクなんだけど。今はそれより仕事だ。
「それでー、、。てか、ショッピ飲めよー。」
「自分、バイクなんで。」
やっぱり、分かってないよ。乗って来ただろ。
「おお!かっこいいねー」
チーノさん酔うと随分素直だな。今、、8時か。そろそろ、帰りますか。
「チーノさん、帰りますよ。」
「んぁー、うんー」
チーノさんとバイクに乗ると、ギュッとお腹あたりを締め付けられた。これでキュンとくる自分も自分だと思う。
「ショッピーーー。」
「はい?」
「好きだよ。かっこいい、お前が」
酔ってる。これは、酔ってるからだ。勘違いしたら余計に傷ついてしまう。
「何、言ってるんですか?飲みすぎですよ。」
酔ってる事を利用して、本音を言った。でも、流された。脈なしという事だろうか。少し、いや結構傷ついた。
「で?どないすんねん。チーノ」
「どないするって、わからないから聞いてんやろ!トントンに電話して!」
こっちは振られてんねん!きーつかえや!
「そんなk、あっシッマ!」
「チーノー。振られたんか!」
「うるさいぞ。チワワ」
余計な奴が出て来よった。空気読めない奴が。
「あ?後輩2人そろって、先輩の悪口いうなや!」
「2人、、?」
「えあ、」
ショッピも電話したんやろか?
「じゃ、チーノ。頑張れ。」
「え!とんt」
切られた。なんやねん!どうゆう事!?もしかして、やっぱり。コネシマ が好きなんかな?
「おはようございます」
「おん」
なんか、顔。目元?赤くないか?
「チーノさん。目どうしたんですか?」
「え、いや。気にすんな。」
どっか行っちゃた。どうしたんや。
「鈍いなー。ショッピよ」
「なんのようですか?コネシマ さん」
無駄な、いい笑顔で。
「いやー、鈍いなぁー」
鈍い?何が、、、!
「チーノさん!」
「ん?」
心臓の音がうるさいくらいに聞こえてる。
「俺の事で泣いてたんですか?」
「、、、。お前、生意気」
「すみません。気づけなくて。」
なんで気付けなかったんだろう。
「好きですよ。チーノさんの事。」
「、、、。」
「返事はないんすか?」
首まで真っ赤で可愛い。
「、、、お、俺も好きだよ」
「これからも、お願いします。」
「おう」
これで晴れて、恋人同士。この距離は届かない距離じゃ無かった。
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なんか、全然似てない。ですねw
これからも頑張ります!
読んで下さりありがとうございます
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