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手首 レオside 4にしおりをはさみました!
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手首 レオside 4
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はぁ、はぁ、と2人の荒い息だけが、いやに部屋に響く。
タケの指が、さらりと俺の髪を撫でた。
触れるか、触れないかほどの強さで。
なぁ、タケ。
なんで俺のこと拒めへんの?
「・・・・黒田くん、髪、綺麗だね・・。」
俺、期待してしまうで・・・
「タケのが、綺麗や・・・・」
そう言うと、かぁっ、と顔を赤く染めるタケ。
「な、なに言ってんだよ・・・・っ、」
可愛いなぁ・・・好きやわぁ、やっぱり。
よ、よし。
言うで。
言うでっ!
「なぁ、タケ・・・・俺、俺な、」
ブーン、ブーン、とバイブ音が部屋に響く。
「あ・・・・・」
「あ、ごめん、タケみたいやな。電話、出てな。」
「いや、なんか話あるんじゃないの?」
俺はほんまに、根性なしや。
「ううん、大丈夫。」
そう告げると、シャワーをしにリビングを出た。
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