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18歳以上ですか?
4にしおりをはさみました!
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4
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押しに弱いというのは、致命的なことであると思う。
来てしまった………結局付いて来てしまった……
だってあまりにも騒ぐから周りからの視線が痛かったんだもの…途中から後ろに待機してた下っ端っぽいチワワ男子二人も参加し始めて騒ぎ三倍だし…
俺が出れないように教室のドアを囲みやがるから逃げようにも逃げれないし…無視して自分の席着いたら無理矢理引っ張ってこうとするし…
何とかして行かないことはできないか試してたら無駄に時間食ってもう昼休み終了10分前だし…これ話し合い終わんの?話が長そうで怖いんだが。
「さぁ雛原 純星!率直に言わせてもらうよ!今後一切生徒会の皆様及び、進藤くんには近づかないで!」
「あー…生徒会に関しては別に関わる気ないからいいけど、秋の方は友達だからなー。」
「呼び捨て!?」
「調子乗らないでよ!」
「君みたいな平凡が進藤くんと友達になんてなれるわけないじゃない!身を弁えてよね!」
なれるわけないって、現に友達なんだけどな…
まぁあんまり変なこと言うと無駄に刺激しちゃいそうだし、適当に従ってるフリでもしますか。要はこいつらは俺が“近付きません”って言うのを聞きたいだけだろ?
「わーったわーっためんどくさいな!近付かないから!あー俺こと雛原 純星は〜、親衛隊さんが望むように生徒会及び秋…あー進藤くんには近付きません〜。これでいい!?」
両腕を上げて無抵抗ですよアピールもしてみた。
「ほんとに?そう言って僕たちに隠れてコソコソくっついていくんじゃないの?」
「庶民脳はズル賢くてやだよねほんと。そんな手きかないんだから!」
「もっとちゃんと誠意を見せて誓ってよ!そうすれば信じてあげなくもないよ?」
めんどくさっっ…!?!?
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