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6にしおりをはさみました!
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6
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「いやいやいや俺従ったじゃん…そっちが無駄に誠意見せろとか言って話引き伸ばしたんじゃん…何で俺はリンチされないといけねーの…」
最早ちょっとの恐怖とかなりの苛立ちで笑いすら起こりそう。
「言うこと聞かなかったからに決まってるじゃん!口答えばっかり!」
「言うてそっちもキャンキャンキャンキャンうるさいからな!?」
「犬みたいに言わないでよ!!」
「チワワじゃん!!ちっちゃいじゃん!!」
「はぁ!?舐めてんの!?」
「はぁ!?そっちだろ舐めてんのは!!」
「るっせえよお前ら…で?この何ともやる気を削いでくる平凡を好きなように調理しちゃっていいわけな?」
「はっ…そうだよ!一生口答えできないようにしてあげて!」
「ほーほー、りょーかいっと。」
そう言ってニヤニヤしながら俺に近付いてくるガチムチ。迫力がありすぎて結構怖い。
あれ待って、これ詰んでね?
「ちょちょちょ待ちーや待ちーや。は、話そう?そんないきなりリンチとかそういうのいけないと思うんだわ、うん。痛いしさ?うん。」
後ろが壁しかないのは分かってるが後退らずにはいられない。
案の定背中が体育館の壁についてしまった。ちょっともうダメかもしれん。
「ハハ、命乞いか?いい顔だなァ。」
「ひぇ。」
話通じなさそー。うわやばいってこれ、どうにか逃げ……
「逃げようと思ってんならやめた方がいいぜ。もっと酷いことしちゃうかも、なァ…?」
「リンチだって思いこんでるみてーだし…例えば折角だから、レイプ、とかな?」
…は?
「こんな顔じゃあヤる気は出ねえが、口答えできないようにすんならそれが一番だろ。あぁ、ハメ撮りでもしてやろうか?」
動けないでいると、三番目の奴に顔をガッチリ掴まれた。俺の頰を潰す気か。
心の中はこんな強気な感じで喋ってるが、今最高にビビり散らしている。
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