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優都に借りた教科書。
なんでかな?眠くなってきた。
授業中、僕は夢を見た。
景帝と遙榎と優都が出てくる夢。まだ、記憶に新しい小学6年のときの夢。
「智紘、お前こっちだろ?」
「えっ?あ、ごめん。」
僕たちは、あと1週間に迫った学芸会の練習をしていた。
演技の下手くそな僕の指導をしてくれたのは、優都だった。
セリフの練習に付き合ってくれたのは、遙榎だった。
次は僕の出番だ。失敗しないようにしないと
「智紘、緊張しすぎ!!もっと力抜けよ。」
「わっ!!景帝。だって僕のせいで失敗したら。」
「誰もお前のこと責めねーよ。
それに、そんな奴がいたら俺が守ってやる。ほら、頑張れよ。」
「うん。………景帝、その、ありがとう。」
「おう!!」
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