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調教12にしおりをはさみました!
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調教12
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なんなんだよ、あいつは…?
今日みたいな大事な日に、あんな奴を呼ぶのは、やはり亨さんらしくない。
あの人のことだ。
何か、考えがあるんだろうけれど… 嫌な予感がする。
あの人が暴走したら、俺は湊やこの子を守れるだろうか…?
もし、できなければ、この子も湊もボロボロにされる。
亨さんのことは、信頼している。
信頼はしているが、だが、今回は、不穏な匂いがする。
「夏樹?どうした?コウタくんが、お待ちかねだぞ?」
亨が、夏樹の不安な気持ちを見透かすように、夏樹を笑った。
亨さんが、湊や湊が大切にしているこの子に、度が過ぎることをするとは思いたくはない。
思いたくはないが、愛憎はひっくり返る。
愛していれば愛しているほど、憎しみに変わった時の激しさも大きい。
長年、寵愛してきた湊を、亨さんがあっさり自由にしたことには、少なからず驚いた。
亨さんは、本当に、湊を手放したのだろうか?
そんなこと、できるのか?
「夏樹? そんなに、焦らさないでれ。」
亨に再度促され、夏樹は小さくため息をついた。
今は、考えても仕方がない。
するべきことをするしかない。
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