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試練⑦にしおりをはさみました!
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試練⑦
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「おいっっ こらっ」
夏樹の指が入ったままの尻を、コウタは激しく振った。
「暴れるなっ」
慌てた夏樹は、コウタの中に押し込んでいる指の爪が、コウタの内壁を傷つけないように、素早く引き抜いた。
身体の外側は、どれだけ痛めつけても、鞭で打った程度では、そう深刻な傷にはならないが、内側はそうはいかない。
小さな傷が重篤な状態を引き起こすこともある。
だから、些細な傷でもつけないように、細心の注意を払わなければならない。
それは、入れる側に最低限求められる技量だ。
「危ないだろう。じっとしてろ。」
夏樹はコウタの尻を両手で抱え込むと、ぐっとできる限り割り開いて、蕾の中を確認した。
見たところ、出血はないようだが… 中は分からない。
コウタを傷つけたような感触は無かった。
でも、内側は繊細だ。
そんなに奥には入れていなかったが、もう少し時間をおいて確認したがいいだろう。
興奮してしまっているこの子には、自分の内側がどうなっているか、今は聞いても分からないだろうし。
嗚咽を漏らして泣くコウタを見下ろしながら、夏樹は激しく後悔した。
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