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補習⑦にしおりをはさみました!
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補習⑦
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「よし。大丈夫だ。良かったな。 …もう楽にして良いぞ。」
夏樹がそう言うと、コウタは上半身をソファーに預けたまま、尻をずるずると床に下ろして、浅く速い呼吸を繰り返している。
「何だ?そんなによかったか?」
夏樹のからかうような笑い声に、コウタは抗議するように、赤面した顔をちょっとだけ上げたが、すぐにソファーに顔を押し付けるように深くうずめた。
夏樹はそのコウタの顔のすぐ横に腰を下ろすと、コウタの髪の中に指を入れて、もてあそんだ。
コウタは安心しきったように脱力して、このまま眠ってしまいそうなくらい、ゆっくりと呼吸をしている。
「なぁ…コウタくん。怪我はないし… だったら、君は続きをしなきゃいけない。」
コウタの身体がぎゅっと縮まるように固くなった。
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