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和真の告白にしおりをはさみました!
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和真の告白
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「俺こそ…ッ…謝らなきゃいけない………っ」
「信じるよっ…俺信じるよッ―――！」
それでも迷っている様だったけれど、
「……サトリって、悠は知ってる？」
サトリ？サトリって確か―――――
「…相手の考えてる事が分かるってやつ？」
「…それ。」
「俺はサトリなんだよ、悠。」
和真さんは無表情にも、微かに笑っている様にも見えたけれど、
俺の心は哀愁に満ちていた。
（この人は今日この日まで、一体どれほどの苦痛を味わってきたんだろう…）
そこで肩にぽんと手を置かれた。
「悠がそこまで悩む必要は無いよ？」
そう言って和真さんは、慈母の様な笑みを浮かべた。
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