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◆にしおりをはさみました!
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愛撫も潤滑油も無しで落書きされた尻を
割り開いた上級生は体同様人よりもサイズ
の大きい●根をズブリとその穴に突き刺し
た。
「ぐアアアッ!」
強引に腰を進められてメリメリと音をた
てそうな縁が切れるのもおかまいなしだ。
あまりの激痛にひきつった悲鳴を漏らし
た岡本はビクビクと体を痙攣させる。
岡本を犯せる興奮に膨張した猛りは凶器
以外の何物でもない。
流れる血の助けを借りても一向に押し入
れない穴に焦れて、上級生は組み敷く体の
事情などお構いなしで一端引くと見せかけ
た腰をズブリと突き入れた。
「あ゛あ゛ぁ゛ッ!!」
「せめーな、チクショウ。
へへっ、これがご主人様のチ●ポだ。
これから毎日突っ込んでやるからさっさ
と慣れちまうんだなっ」
一番太い所が入ってしまえば、後は流れ
る血が腰の動きを助けてくれた。
痛みと吐き気で痙攣する体を岩を打ちつ
けるような衝撃が襲う。
内臓を突き上げられたり引っ張り出され
たりされる衝撃に耐えながら、裂けてしま
った縁は完全に伸びきって締め付けるどこ
ろではない。
ただひたすらに肉体を痛みつける行為は
岡本にとっては拷問でしかなく、現実逃避
させてくれるほど甘くもなかった。
「たすけ…、たかと…く…っ」
身を引き裂くだけの痛みに耐えながら、
その唇は決して助けにきてはくれない人の
名を呼ぶ。
ただでさえか細い声は痛みでひきつる喉
から絞り出したようで、その虚ろな目はこ
こにはいない誰かを映していた。
「ん…?」
放課後、所用で足早にいつものたまり場
に足早にやってきたヒデはすでに教室に先
客がいることに気づいた。
ガタイのいい上級生に体を押し付けられ
て揺さぶられているのが岡本だと知った途
端に青ざめる。
ギシギシと机が悲鳴をあげるような突き
上げは上級生にとっては心地よくとも、体
の細い岡本には拷問でしかない。
結合部から流れる赤が何か悟った時、ヒ
デはポケットの中の携帯を取り出していた。
必死にコールする相手は電話を受け取る
のすら億劫だとかかってきた電話を無視す
ることもあるくらいだが、何度かしつこく
鳴らしている内にようやく無視するのも面
倒だと思ったのか回線が繋がった。
《はい、もしも》
「高取っ?!なぁ高取っ!?
あれヤバいって!
今すぐいつものとこ来いよ!」
その気だるげな声が響いた途端、電話口
にヒデが噛みつく。
まるで何も知らないような、逆に知って
いるのに無視を決め込んでいるような声の
抑揚は悪友を焦らせたが、続いた言葉でど
ちらかは知れた。
「ほっとけ。
なんならお前が助けてやれば?
お礼に喜んでヤらせてくれるかもしれな
いぞ」
知っている。
この現状を知っているのに無視している。
それを知ってヒデの顔から血の気が引い
た。
自分だっていつも好き勝手岡本を犯して
いるが、それでもこんな狂気じみた犯し方
はしていないと断言できる。
だからこそ笑い声交じりに語る高取の言
葉が信じられない。
まさか彼が唆したのかと勘ぐってしまい
そうになる。
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