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18歳以上ですか？
冬の話４ ☆にしおりをはさみました!
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冬の話４ ☆
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それから______
僕は…化膿止めの薬…もらっていたにもかかわらず、熱を出し…。
5日間は寝たきりだった。
世話役が一日一回来ては、嫌そうに傷を見て食事の支度をして帰って行くのも……夢うつつで…。
夢は…いつも決まって…悪夢で…。
悪夢を見て、飛び起きて痛みに呻いての繰り返し。
でも……最初は、這ってトイレに行っていたのが、呻きながらも起き上がれるようになり…。
10日たった頃には世話役も来なくなった。
ようやく…下半身の傷と殴られ痣になっている目立ったところが消えたのは、三学期が始まって一週間たった頃だった。
あれは…何だったんだろう…？
……とても痛い事。
考えても…無駄…だね…。
だってあの人は、僕を許さない。
僕を痛めつけるものだったら、何でもするから。
そして…
思い出した…。
拷問から…解放されて……ボロ切れのように振り払われ…床に倒れたとき…遠くなる意識の中…あの人が言った言葉を。
「……18までは、ゴミとして飼ってやる。
妻の仇として、恐怖と死ぬ程の痛みを与えてやる。
そして…18になったら……死ね！！」
冷たい…冷たい…言葉。
………そう……か。
…18……。
……18になったら………死ねる…。
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