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メッセージ 3
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おれの恋人は、お店を経営してて、美容師で、しかもマッサージ師だったなんて知らなかった。
「大輔さんて、なんでも出来るんだね!凄い!」
扉を開けた瞬間にギュッと抱きつかれ、毒気が抜けた。
引き剥がして、顔を見つめる。
相変わらずの可愛い顔は、酷いことをされるなんて思っておらず、キラキラと羨望の眼差しを向けてきた。
全く。
ほんと、コイツは・・・。
「光太郎、なんでオイルマッサージをしようと思ったんだ?」
そう聞くと真っ赤になって、3月2日に向けて体を磨いておこうと思ったと言われ、完全に毒気が抜けた。
「光太郎、いいか?」
「なあに?」
全身オイルマッサージは、背中、デコルテ、腹、太もも、足裏までマッサージする。
性感マッサージではないから、ナニやケツ、胸はしないが、肌を撫でては押し、老廃物を流していく。
女性には、ちいさな使い捨てのパンツと乳房を隠すための使い捨てのブラをつけてもらい、女性の施術師が丁寧に体を温めながら押し流していく。
男性は、使い捨てのパンツのみだ。
この可愛い乳首も形のいい臍も全部晒されて、マッサージされていく。
「俺はな、お前の裸を、俺以外の人が、撫でくりまわすのを、許すことは、出来ないんだ。」
噛んで含めるように、この足りないオツムに理解出来るようにゆっくりと教えていく。
「・・・ハッ!」
男子なのだから、基本的に裸は気にしない。
上半身裸なんて、女性にみられても恥ずかしい気分にはならないのは、わかる。
下もパンツさえ履いておけば、全く気にならないのも、わかる。
だが、しかし。
だからといって、俺はコイツの体をスタッフにさえ触らせたくないのだ。
「・・・ごめんなさい。」
しゅんと項垂れた光太郎の頭を撫でる。
「光太郎。気持ちは嬉しいよ。」
だって俺のために綺麗になりたいと思った結果の行為だ。
光太郎もセックスを楽しみにしてくれていることが分かって、やはり嬉しい。
「だからな。」
「ん?」
「マッサージは俺が隅から隅までやってるよ。こいッ!」
そんなわけで、裸にひん剥く俺だった。
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