アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
告白にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
告白
-
言っちゃった………!
透くんには絶対言っておこうと思ったのです。
ぼ、僕が男の人を好きだって知ったら、透くんはどうするのでしょう……、もう一緒にはいてくれない…?気持ち悪いって言われるかな………、
でも、それでも透くんとこの先つきあっていかには、いつか知られてしまう日が来ると思ったのです………。
僕は今だに反応がない透くんに不安に思い、僕は透くんを覗き込みました。
僕「………透くん………?」
高橋「………っ…たな。」
僕「……え?」
高橋「……やったな!!星野!」
僕「………えっ…え?」
ガバッと顔を上げた透くんは僕の手をギュッと握りしめてきました。
高橋「星野に好きな人ができたなんて俺は嬉しい!星野にも春が来たってな!ww春だけにw」
僕「…………」
高橋「ちょ、おい!!w」
僕は透くんの勢いについていけず、ポカンとしていました。
と、とりあえず喜んでくれているのかな……?
高橋「………で、男?女?どっち??」
僕「…………へ………っ!?」
な、な、な、なんで……っ!?
僕「ぅえ……っ、お、男って、、、な、んで…」
高橋「おー、その反応だと男か」
え、なんで………、透くんがすんなり相手の候補に男の人を入れているのにもびっくりですし、僕の好きな人が男の人ってわかったこともびっくりしすぎて僕は言葉を失いました………。
僕「…………、な、なんで………?き、気持ち悪くない?」
高橋「は?なんで気持ち悪いんだよwあのなー、星野が嫌なやつだったら、そりゃ特別応援したいって別に思わないけど、星野はぶっちゃけ可愛いし、癒しなわけよ??わかる??」
へ………、可愛いなんて言われたことも無いし………僕が癒しになるとは思えない…………。
高橋「だからな、星野の相手がどんなやつだって俺は別に引かないよ」
僕「う………っ、うう………、透くん、ありがとうっ!」
僕はその言葉が本当に嬉しくて、笑顔になりました。
____________________________________
高橋「へー、先輩なんだ」
僕「う、うん…….、色んなところで助けてくれてね、ち、痴漢の時とか、映画の時とかいっつも助けてくれるのはその…萩野先輩で……」
高橋「う、?ちょ、ちょっとまって…!?ち、痴漢!?え、映画って交流会じゃないよなっ!?」
…………あ
別に言うつもりじゃないことまで言っちゃった…
僕「え……あ、全然大丈夫だったんだけど……えへへ」
高橋「いやえへへじゃないよ!?まってごめん。交流会とか俺隣だったじゃん…………」
僕「いや、本当に大丈夫だったから!あ、あのね……先輩が助けてくれたの……えへへ////」
高橋「あーー、ほんと先輩には感謝だわ。てか星野の周りにお花が飛びすぎてて……よかったなぁほんとに」
僕「………うん、///」
僕は恥ずかしくて顔を手で覆いました。
高橋「はーーー、可愛いなもうっ!!!」
僕「わ……っ、やめてよ透くんっ」
そう言って透くんは僕の頭をわしゃわしゃと掻き回しました。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
46 / 107