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54にしおりをはさみました!
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54
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氏原side‥₁
久し振りに人に触られる感覚に、身体は正直過ぎるほど反応を示した。
いや、多分久し振りにとかじゃなくて、
高木先生に触られているからで…。
単純な身体の作りに笑えてきてしまうほどだった。
溢れ出る白濁や押え切れない声を気持ち悪いと思われないだろうかと少しの不安を抱えながら
高木先生の下で身をよじった。
彼の手はそっと上に伸びてきて、胸の2つの突起をクィッと摘んだ。
「っちょ、僕女の子じゃ、ない…っ」
布の上から抓られると、あまり開発されていないその部分にはピリっと痛みが走った。
「んー、ひょっとずつきもちくなるよーにひてやる」
「…んぁ、そんなとこ…でっ、…はなしちゃ、ぁあっ」
その口には僕のモノを咥えているんだから、
腕の長さやら身長差やらを見せつけられてまたそれが
僕の興奮剤になる。
一段と大きさを増したモノを見て、ニヤっと笑い
ちゅっとソコにキスを落とした高木先生は
僕の上に再び跨がって、自分の着ていたTシャツを
脱ぎ捨てた。
程よくついた筋肉、割れた腹筋に白い肌
色気に溢れた半身を目にした僕は
今絶対に顔がまっかっか。
「氏原先生のえっち。…人の裸見て更に興奮しちゃって」
「…なっ」
クスクスと笑う高木先生
そんなセリフには勿論聞き覚えがあった。
あ、これ昨日のまねされた…。
実は根に持ってたのか、あれ←
ムッとして高木先生を睨むとニヤッと不敵な笑みを返された。
「んな真っ赤で睨まれたって可愛いと思うだけなんだけど
…これ以上煽る?明日マジで立てねーようにするよ?」
首を傾げてクスッと笑うと
僕のパジャマのボタンに手をかけた―…。
「――ッッ」
僕は咄嗟にその手を払い退けた。
雰囲気を壊すだとか、そんなことに構っていられなかった
そういう事をしたくない訳じゃない
というか、むしろそうなるだろうと多少なりとも
覚悟はしてた
だけどこの汚く醜い傷だらけの身体を
高木先生に晒す事がどうしても出来なくて
怖くて
嫌われたくなくて
気持ち悪いと思われたくなくて
「っあ…ごめん…なさい……」
固まる彼の顔を見ることができなかった
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