アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
ー成田sideーにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
ー成田sideー
-
正直、半々だった。
さっき俺が言ったこと。
“圭ちゃんが俺を好き”ってやつ。
ぶっちゃけ当てずっぽう。
半ば賭けみたいなもんだった。
初めて圭ちゃんを襲って無理矢理イかせたあの日。
そこから始まった俺と圭ちゃんとの攻防戦。
あの時点で俺は彼にとってゴミ以下、クズ以下、人ではないキモい変質者くらいの存在だったろう。
まあ…そうだよな。
長年くっついていたオマケ的存在のヤツがイキナリ自分を好きだと言って断ったら襲ってきたんだもんな。
これが女子相手なら捕まってもおかしくないって内容だし。
そっから始まって次はキス。
“キスしかしないから”
そう言ったのは当然圭ちゃんに構えさせないため。
甘く見てる訳でもなめてるでもなく俺は圭ちゃんの性格をとっても良く理解してる。
こう言えばこう思う、
こう言えばこう考える。
長年付き合ってきたからこそ、圭ちゃんのことを把握してるからこそ俺はああ言った。
“キス”を了承してもらった俺は彼に触れられるというスペシャルな特権を駆使して彼に触れまくった。
触りたいと思っていた肌に唇で触れ、舌を這わせた。
“違う”と言われてもこれはキスだと言い張りとにかく彼の全てを余すところなく唇で味わった。
正直、もっと抵抗されると思ってた。
殴られ蹴られはたまた…なんてことも考えてたけどそれは意外なくらいにスムーズに進み面白いくらいに簡単にその先に進んだ。
“俺とスルエロいコト”
早々に順応した圭ちゃんはソレに慣れソレを受け入れて尚且つ楽しむようになっていた。
最初こそ屈辱的な行為と快感の狭間で苦しんでいるような様子で声を圧し殺していた。
それがあっという間に可愛らしい声で鳴き甘い喘ぎを溢すようになり…最近ではイかせまくった最後の方にはその潤んだ目で俺をみつめて恥ずかしそうに俺の名を呼んだりしている。
…これを言ったら“嘘をつくな!”と、ぶん殴られそうだから言わないけど。
つまりは…
今は圭ちゃんは俺に触れられることに抵抗はなくむしろ可でキスもエロいことも可。
俺が思ってる以上に俺に気を赦しているようだった。
そして今日。
圭ちゃんのバイト先での偶然の出来事。
あれはマジにラッキーだった。
それを圭ちゃんが聞いてたってのが最高の展開。
きっとあれは神様が俺にくれた人生最初で最後のご褒美だったんだと今も思ってる。
そのおかげで俺は今までなんとなく感じてた“圭ちゃんが俺をどう思っているか”ってことの確証を得た。
なんでそう思ったか。
答えはこの、俺の足の甲に出来たどす黒い圭ちゃんからのかかと落としのあと。
きっと昔の圭ちゃんなら俺とあの娘のあの話を聞いてても普通にドアを開けて出てきて尚且つ厄介払い的な感じで俺と彼女をくっつけようとしてただろう。
でも今回は…こうして俺に攻撃を加え、部屋に籠ってしまったのにそっから飛び出してきて風呂場に駆け込んできてまで俺に“ゴメン”を言いにきた。
…実際は言われてないけど。
そして俺の要望にこたえてチャーハンを作ってくれてしかもそれが俺の大好物の物とか。
それら全てを踏まえ、考えた結果。
俺の脳は“圭ちゃんは俺を好きなんだ”ってとこに落ち着いたんだ。
◇◆◇◆◇◆◇
「んぅ…っ…ぁ…」
ベッドに横たえた身体に覆い被さり唇を重ねる。
いつもしているこの行為も今日はなんか少し違うように感じる。
触れた唇を離して角度を変えてもう一度重ねて右手の親指を添える。
それを唇の隙間から滑らせ可愛い犬歯に当てて下にそっと下ろして口を開けさせた。
「舌、出して…」
言いながら自分のを滑り込ませて油断してた彼の口内に侵入。
すると圭はそれに自分のを寄せぎこちなく触れてきて…てか、こうして俺の声に素直に反応してくれるのが嬉しい。
いつもなら逆に口を閉じられ舌を噛まれたりするから。
嬉しさのあまり勃起してる股間をついつい彼のに刷り寄せてしまい、力一杯押し退けられてしまった。
「て、テメェ今…っ…」
「ああ…えっと、圭ちゃんに踏みつけられたとこが痛くてつい…ごめんね?」
苦笑いを浮かべながら言うと後ろ暗いところのある彼はグッと押し黙ってしまう。
見下ろすその様子があまりにも新鮮で俺はニヤニヤを圧し殺しながら屈み可愛い圭ちゃんの耳元に唇を寄せて。
「ねぇ?圭のしゃぶりたいんだけど…俺足痛いから脱いでもらっていい?」
耳たぶを甘噛みしながら言うと圭ちゃんは一瞬息を飲んだ。
そのまま甘噛みを続け右掌をパジャマ越しに彼の胸の上に置いて触れるか触れないかくらいの距離で動かす。
時折触れるそこは少しずつ小さな突起を現し始めて…。
「ねぇ?乳首、舐めてもいい?」
言いながら俺はパジャマの上着のボタンを外した。
圭ちゃんはいまだフリーズしたままズボンを脱ぐ気配はない。
仕方なしに俺は先に脱がせたシャツの中に顔を入れ可愛らしく尖った乳首に舌を這わせた。
「んくっ…」
ビクリと震えた身体がふるふると震え始め感じてることを表す。
俺はそれを舐め、軽く歯先を当てながらパンパンに張ってる圭ちゃんの股間を掌で包み込んだ。
「テメ、触るなぁ…」
「いい加減脱げって。もうびしょ濡れじゃんよ…」
包んだソレはパジャマを突き上げ尖った先端はすでにイヤラシい染みを作っている。
恥ずかしいんだか男としてのプライドなんだか…圭ちゃんは黙ったまま唇を噛み締めていて。
「全く…いてて……」
「!成田?」
足の甲を押さえながら顔を伏せると体の下から圭ちゃんが慌てたような声を上げた。
それにこたえず黙ってると。
する…
戸惑った様子の圭ちゃんはやっとお願い通りにパジャマのズボンとパンツを下ろしてくれた。
それに弾かれた完勃ちの可愛いモノがピンと彼の腹に戻る。
それだけ感じ勃起してる可愛い圭ちゃんを見下ろしながら俺は彼の両膝に両掌を添えそれを左右に割り開いた。
「すっげ勃起してるね…可愛い…」
「アホかテメェ…勃起が可愛いとか…っあぁ……っ!」
こぷこぷと溢れてくるモノの先端に舌を捩じ込み唇を寄せて先端を強く吸い上げると圭ちゃんはホンの数秒ともたずにイッてしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 14