アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
以外ですにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
以外です
-
その日の夜、テッちゃんと俺は初夜を迎えて、幸せいっぱいだった。
次の日の朝、悲鳴を上げる腰や、空腹を訴える腹を抱え、朝飯を食べた。
俺はあんまり自炊しないほうだけど、できないわけではない。
ちゃんとした飯だ。
「…………以外です。まさか高尾くんがご飯まで作れるなんて」
「これでも三十路だからね。ちゃんとそれくらいはできるさ。テッちゃんは?」
「ゆで卵ならできます」
「あー……そう」
まぁ、料理ではあるけどね。
そんな会話ができる日々に戻れていることに安心しながら、俺はテッちゃんの口についてたご飯粒をぺろりと舐めとった。
それに顔を赤くするテッちゃん。
可愛いよな、やっぱ。
「なにするんですか」
「ん〜? いや、可愛いなぁって思ってさ」
「恥ずかしいです」
「えへへー」
この平和を、守ろう。
そう、決意した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
23 / 50