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忘愛症候群 4 『さようなら』【そらる×まふまふ】にしおりをはさみました!
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忘愛症候群 4 『さようなら』【そらる×まふまふ】
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そらる side
俺はまふを病院へ連れていった日から毎日毎日遊びに来るようにしている。
まふが寂しくないように………
でも、、来る度に俺の存在は忘れ去られている。
今日で何度目だろうか。俺は何回もまふに忘れられなきゃいけない。体に何かがグサグサと音をたてて刺さるくらい痛く、苦しい。
でも、俺が何とかしてあげなきゃいけないんだ。
『俺だけがまふを救えるんだ。』
そう考える事で気を紛らわせていた。
深く深呼吸をしてドアを開けた
ガラガラガラ
そ「まふ、こんにちは。」
ま「あっ!!えと、、そ………ん?ごめんなさい。お名前が………」
確かに、確かに『そ』この1文字がまふの口から出た。俺はそれだけでも凄く嬉しかった。
そ「そらるです。´`*」
ま「そらるさん!こんにちは✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿」
俺たちは歌い手の活動の話や、いろはとぽてとの話いろいろな話をしている間にあっという間に夕方になっていた。
そ「あっ、もうこんな時間か……俺今日は帰るn(パシッ
俺が椅子から立ち上がろうとすると、ベッドに横になっていたまふに腕を掴まれた
ま「ちょっと待ってください………//////」
そ「どうしたんだ?」
ま「ぼっ、僕あの、、えっと……………/////」
何かを言いたそうにまふがモジモジとしていた。
ま「そらるさんのことっ、好きかもなんです!!」
そ「ふぇ?」
俺と過ごした記憶のないまふが俺の事を好き(かも)と言った。
あぁ、記憶がなくても俺達は恋人同士になれるんだな。
でも、まふにはもう時間が無いんだ。
ま「やっぱり変ですよね………」
そ「そんな事ないよ。俺もまふのこと好きだから」
でも、俺の好きなまふまふは俺の事を、俺の全てを知っているまふまふなんだ。
ごめんな
ま「本当ですか?!嬉しいです.*・゚(*º∀º*).゚・*.」
まふの顔は一気に明るくなった
と、思うと、急に苦しみ出した。
ま「ヴァァッ………!!?そら………ア"ァ"ァ"ァ"たすけ…………」
そ「まふ?!まふ!!」
早く看護師さん達を呼ばなきゃ
そう何度も何度も考えた。
けれど、突然の出来事に俺は対処出来なかった。
【1時間後】
まふが急に苦しみだした時、俺は何も出来ず、真っ白な頭で家に帰ってきた。
近くを通った看護師さんにまふは何とかしてもらったが、なぜまふが苦しみ出したのか分からなかった。
まふが俺と普通に話せなくなるのにもう時間がないのに、どうしてこんな事が起こったのだろう………
俺はこの先どうして行こう、、
考える間もなく、俺は眠りについてしまった。
まふまふ side
いつもあの人は来てくれる。
今日も来てくれると思い、僕の胸はソワソワしていた。
だって、今日は僕の本当の気持ちをあの人に伝えようと思うから。
ガラガラガラ
あっ、やっと来た
?「まふ、こんにちは」
ま「あっ!!えと、、そ………ん?ごめんなさい。お名前が………」
あれ?なんで名前が思い出せないの?
え………僕、この人が好きなはずなのに、なんで?
?「そらるです。´`*」
あっ、そうだ。そらるさんだ。いつもいつも忘れている。僕の愛おしくてたまらない人なのに………
ま「そらるさん!こんにちは✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿」
僕達は歌い手の話や、猫の話、いろいろな話をして、笑っていた。
その度にそらるさんの顔を見て、僕も笑顔になっていた。
本当にこの人が好きなんだなって思う。
けど、思う度に胸に数センチの針が刺さっていく感覚があった。
そして、夕方になっていた。
そ「あっ、もうこんな時間か……俺今日は帰るn(パシッ
ベッドに横になっている僕はそらるさんの腕を掴んだ。
少しびっくりしていた顔がまたかわいかった。
ま「ちょっと待ってください………//////」
がっ頑張れ僕………
今日こそ、今日こそ………………
そ「どうしたんだ?」
優しく問い掛けてくれるそらるさん
ま「ぼっ、僕あの、、えっと……………/////」
頑張れ!!!
ま「そらるさんのことっ、好きかもなんです!!」
"かも"とか言っちゃった(*/ω\*)キャー!!
でも、ちゃんと伝えられた。
そ「ふぇ?」
え、その顔かわいい。戸惑ったような、、
ま「やっぱり変ですよね………」
そ「そんな事ないよ。俺もまふのこと好きだから」
そらるさんの口からでた『すき』という言葉に僕の胸は締め付けられた。
ま「本当ですか?!嬉しいです.*・゚(*º∀º*).゚・*.」
凄く嬉しかった。
気持ちを伝えられて、良かった。
ま「ヴァァッ………!!?そら………ア"ァ"ァ"ァ"たすけ…………」
急に胸がぎゅっと何かに力いっぱい掴まれているような感覚があった。
凄く苦しい。もう、どうしようもないくらい、、
そ「まふ?!まふ!!」
そらるさんが僕の名前を呼んでくれていたけれど、瞼が重たくて開かなくなった。
そして、深い眠りに着いてしまった。
*+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+* *+:。.。 。.。:+*
こんにちは!!まるる☪︎です!更新遅くなってすみません、どうしても直したいところがあったので………
いつもより長いですよね………
本当はside別にページを分けようと思っていたのですが、さすがに沢山ページを使う訳には………と、思い、1つにしました!!
読みにくかったら申し訳ないです><
そろそろ冬休みが終わりますね(´;Д;`)
新年ネタを考えてたんですけど、恋愛症候群の小説を終わらせてなかったので、上げられなかったです(ノд-。)
なので、これが終わったら、冬ネタでも考えようかなって思ってます!(`・ω・´)ゞ
それではまた来週です!!
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