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特技2にしおりをはさみました!
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特技2
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ドーーーン!!!
その日は特に何もない一日だった。
この音が響くまでは。
ト「な、なんや!?」
グ「襲撃か!?」
その大きすぎる音に他国からの襲撃かと身構える。
しかし、その場所に行ってみるとそこにいたのは。
ゾ「いやー、派手にやったなぁw」
柚夏「やっばいね!」
おそらくこの事件の犯人であろう人物の二人。
ゾムと柚夏が立っていた。
その二人が見る先の壁には大きな穴が開いている。
ト「なにしてくれてるんですかねぇ!?!?!?;」
すぐに駆けつけてきたトントンはその光景を見て、
胃に穴が開くような思いをする。
今から、これを片付けないといけないのか、
ものすごい費用が掛かりそうだ。
そう今から思っていると、柚夏が口を開いた。
柚夏「柚夏が直すよー!」
ト「は?」
ゾ「いやいや、これは無理やろ;」
そう述べても柚夏は気にも留めることなく、独り言を始める。
柚夏「えーっとまずは、材料ー!!」
ト「え、ホンマにやるんすか?;」
柚希「ん?なにしてr((...ああ、やっぱりやったかぁ;」
柚夏「あ!柚希兄さん!!」
柚夏がどこかへ行こうとしていると、そこに柚希が通り掛かる。
柚希は何をしているのかと聞こうとしたようだが、状況を見た瞬間
全てを理解し、わかっていたように言った。
柚希は「ちょっと待ってろ?」というと、どこかへ何かを取りに行き、
すぐに戻ってきた。
戻ってきた柚希の手にはセメントやらなんやらの材料がある。
柚希「ほら、材料は一応用意してるから。これでやって。」
柚希「あいあい!」
ゾ「え、え、準備良すぎやないか?;」
柚希「まあ、こうなるとは思ってたので;」
柚希は諦めたというような顔で言った。
おそらく、もう諦めてしまうくらいこんなことが
あったんだろうと容易に想像できた。
ト「というか、大丈夫なんすか?本職でもないもの、
ましてや何日もかかりそうなもの一人で任せて;」
柚希「大丈夫ですよ。あ、ほら。」
柚夏「終わったぁ!!」
ト「え!!?」
柚夏があげた声にトントンは目を見開き、先程までその
大きな穴があった場所を凝視する。
そこには大きな穴があったとは思えない。
いや、最初からなかったのではないかと思わせるように、
壁がのっぺりとたたずんでいた。
ゾ「あんな、大穴すぐになくなるわけ...!」
柚夏「柚夏が塞いだー!」
その一言がさっきのものの数分で穴を塞いでしまったことを示していた。
それはあの数分で服を二着作ってしまった
柚希のときのように恐怖を感じざるを得なかった。
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