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我々は双子を怒らせたい 2にしおりをはさみました!
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我々は双子を怒らせたい 2
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作戦1、鬱の書類をダメにする作戦は失敗に終わった。
鬱「いやぁ、あれで怒らないんだったらなかなか
手ごわいと思うんやよな~;」
鬱はこれを一度経験したことがあるが、
いつも温厚な鬱でもこれは怒るいや、激怒になっていた。
それは期限がギリギリだったということにもあるのだろうが。
しかしながら、これで怒らない人と言えば極稀である。
その極稀を今回は引き当ててしまったのだった。
グ「なら次は作戦2に入る。頼んだゾ。......チーノ。」
チ「まあ、任せといてくださいよw」
チーノは柚希のもとに向かった。
*****
チーノが柚希を探していると、柚希は訓練場で休憩をしていた。
もう体を動かした後なのだろう。汗が出ていて、この時期だと
見ているだけでもとても暑そうに思える。
チーノはそれを見て、これは好都合だ、と笑みをうかべ、
あるものを持って柚希のほうへ行った。
チ「柚希さん、お疲れみたいですね~wお茶要ります?」
柚希「あ、チーノ君。あ。ありがとうございます。有難く頂きますね」ニコッ
柚希は普段は悪いと言って断ってくるが、今回はよっぽど外の暑さと
体を動かした後の暑さで喉が渇いていたようだ。
このとき、チーノは楽しそうな黒い笑みを一瞬見せたが、
柚希は気付かなかった。
いや、もしかしたら気付いているのかもしれないが、それは知る由もない。
作戦2、めんつゆの本領発揮。
つまりは、簡単に言ってしまうと、柚希に渡したのは御茶ではなく
めんつゆで、あのチーノがめんつゆと周りから呼ばれるようになった
きっかけのいたずらである。
柚希はそれがお茶でないものだとは知らず、喉に流し込む。
すると...
柚希「...っ!ケホッ、ケホッ..ケホッ...!」
まあ、予想通りむせるわけで。
柚希は何度も咳をして、本能的に入ってきためんつゆを
外へ出そうとする。
そんな柚希を見て、チーノが怒らせるために口を開いた。
チ「大www丈ww夫wwですwwか??wwwww」
本当にやられたらうざいどころの話じゃないレベルの煽りである。
チーノの中で人を一番怒らせやすいのはわざとやっていて、
しかもそれを見て楽しむやつだという結論が出た。
そのための言葉である。
柚希はまたも下を向いていて顔が見えない状況になった。
さあ、これで怒るはずだ!
柚希が口を開く。
_____さあ、どんな反応を...
柚希「これ、めんつゆだったんですけどw」
チ「え...;」
割と軽いものだった。
いや、この流れは怒る流れだったでしょ!?
完全に怒る流れだったよね!?
と一人心の中でツッコミながら、話の続きを聞いた。
柚希「これ、結構咽ますね。他の人にはあまりやらないほうがいいかと」
逆に本当にやんわりと注意がきて、チーノはさらに呆然とする
しかなくなるのだった。
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