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18歳以上ですか?
はっぴーばーすでーにしおりをはさみました!
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はっぴーばーすでー
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黒希「あ...そういえば、あいつらの誕生日今日か。」
それはその一言から始まった。
全-黒希「は!?」
黒希「ちょ、うるさっw」
大きな声をその場にいた黒希以外の全員はだした。
コ「え、あいつらって柚希と柚夏のことやんな!?」
黒希「?、そうだけど?」
因みに、柚夏は朝一に「街で買って来るー!!!」と
言ったきり、どこかに行ってしまった。
柚夏が一人で誰にも頼まれていないにもかかわらず買い物に行くことを
珍しくは思っていたが、それを今更プレゼントを買うためだったのか
と一同は思い出す。
シャ「まっじか!;あいつら今日誕生日とか!!;;」
グ「すっ、すぐに準備するぞ!」
ゾ「サプライズや!!!」
バタバタと前使った飾りはどこだったけやら、プレゼントは
何を用意しようかやらとグルッペン達は急ぎだす。
黒希はぽかーんとそれを見つめて、一つくすりと笑みを零した。
彼らは知らない。
黒希だって柚希の人格なのだから、柚希に見られている
可能性があるかもしれないことを。
今、黒希が柚希に代わってしまえばサプライズでは
なくなってしまうことを。
黒希「しばらくこのままでいてやるかw」
しかし、柚希が黒希になっているときは柚希は黒希が聞いている声が
聞こえない、見ているものが見えない。
だから、とりあえずセーフなのだ。
黒希は未だにバタバタとしている一同を見て、また一つ笑い、
それを手伝うことを決めたのだった。
*****
柚希へのプレゼントを買うことが出来た柚夏は
楽しそうに、そして嬉しそうに帰ってきていた。
黒希「おっ、柚夏じゃん。お目当てのものは買えたのか?」(ここから眠すぎて変なこと書くかも)
柚夏「買えたよー!!一人で買い物できたもん!」
エッヘンと胸を張る柚夏にいや、何歳だよとツッコみたくなったが
何も言わないことにした。
これが柚夏である。もう諦めている。
黒希は、はいはいと笑いながらあしらうと、
それから、と言葉を続けた。
黒希「今日柚夏と柚希誕生日だろ。おめでと。」
柚夏「ありがとう!!!」
続けられた言葉に柚夏は笑顔で元気よく返す。
その時、あっ、と何かを思い出したようであるものを取り出した。
それは黄の箱に赤のリボンがついたプレゼントらしきものだった。
恐らくそれは柚希に贈るプレゼントだろう。
それを早く渡したいようで、柚夏はじーっと黒希を見つめる。
柚夏「柚希兄さんに!!」
黒希「ん、今呼ぶわ。」
それは黒希にも伝わったようで、いつもと変わらない態度でそう返す。
黒希「あ、そうだ。プレゼント渡す前に、
柚希と一緒に食堂行ってみろよ。」
柚夏「しょくどー?わかったー!!」
分かったのか分かっていないのか分からない返答を聞いて、
黒希は一つ溜息を吐くと、柚希を呼ぶことにした。
*****
柚希「んで、食堂に行ってみろって言われたんだっけ?」
柚夏「うん!!」
確認のために聞いた内容を口に出す柚希と
それに子供のような返答を返す柚夏は廊下を歩いていた。
それも、黒希に言われた通り食堂に行くためだ。
正直、柚希と柚夏には食堂に行く意味が分からなかったが、
黒希の言うことだ。無駄なことではないだろう。
柚希「じゃあ、とりあえず入ってみようか。」
柚夏「あいあい!!」
もう既に着いた食堂の入り口を前に言葉を交わし、中に入ってみる。
食堂に電気はついていなかった。
「?」と双子が同時に疑問符を浮かべたところで、
周りから大きなパンッ!!という破裂音が響いた。
全-双子「誕生日、おめでとーーーー!!!!!!」
そう聞こえたかと思うと、電気も一緒につく。
そこには、クラッカーを持った幹部たちが立っていた。
グ「今日は二人の誕生日だと聞いてな。盛大に祝わせて
もらうことにしたゾ!今日は大いに賑わおう!!」
その言葉に双子はぽかーんとするも顔を見合わせて、にこりと笑った。
柚希「ありがとうございます。」
柚夏「ありがとー!!」
________________________________
みらん>今日は柚希と柚夏の誕生日でして。
うらん>12月21日は火神兄弟の誕生日と覚えていただけると嬉しいです。
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