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355にしおりをはさみました!
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355
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揺さぶられる度に全身に甘美な刺激が広がる。
触れ合う箇所だけじゃない。
何処もかしこも気持ちが良い。
「まさっ、ま、…ぁ」
「遥登…」
低く甘い声が掠れている。
こんな身体でも発情してくれるのが嬉しくて、言葉を紡ぎたいのに口から出るのはあられもない喘ぎ声ばかり。
なんとか名前を呼ぼうとするが上手く呂律も回ってくれない。
長岡のにおいの染み付いたベッドで長岡に抱かれるしあわせに腰が揺れる。
後孔が勝手にうねり陰茎から快感を得る。
はしたない身体だ。
「食い千切られそ」
そんな事を言われても身体が欲してしまう。
腕で顔を隠すと、すぐにその手はシーツに縫い付けられてしまった。
「ほんと、素直だよな」
「ぁ…、」
しっかりと握り締められていた首輪をその手から取り、細い首に巻き付けてくれた。
首元で鳴る金属音。
喉元を囲う独占欲。
「ほら、出来た」
汗で張り付く髪を梳きながら顔を覗く綺麗な目にいやらしい顔をした自分がいた。
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