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地下牢にしおりをはさみました!
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地下牢
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1番奥の部屋に椅子に縛られた黒がいた。
そこに、白と伊織が現れた。
白は黒の面を外そうとする。
「嫌だ!触るな!あの事故は俺じゃない!
何かの間違いだ!俺があんな分かりやすいことするわけ無いだろ!!なぁ、白!っいたっっ」
暴れる黒の髪の毛を思いっきり掴み、動かせなくする。
白は顔を寄せ、黒に言った。
「何を言ったって聞き取りはする。それが紅城組の決まりだからな。」
どうすることもできない黒は白を見つめたまま動かない。
その隙に、白は面を外した。
色が白く、鼻筋は高い。クリっとした目は茶色だった。
伊織は息を呑んだ。
「ほんと綺麗。なんで隠すのか俺には理解できないなぁ」
白は伊織を睨みながらに言う。
「お前みたいな男っぽいかっこよさなら、こっちも苦労しないんだよ。」
「なるほど。」
「はぁ、、、それじゃ、始めるぞ。」
白の言葉で、聞き取りという名の拷問が始まった。
「黒、なんで若と茉莉花さんを殺そうとした?」
黒は白を睨みながら答える。
「俺がそんなことしないの、お前が一番知ってんだろ。」
「そういう答えが欲しいんじゃねーんだよ。なんで殺そうとした?」
「だから!俺じゃない!」
「でも、情報は上がってんだろ?白が調べてきた事が嘘とでも言うの?」
「情報は嘘じゃないだろうけど、誰がやったかは別だろ!大体、俺が若と茉莉花さんを狙うなら、車とか必要ない!部屋に侵入して殺すほうが、バレるリスクは少ないんだよ!白なら分かるだろ?」
「白なら、白ならってうるせぇな。ペンチある?黒の爪、剥ごうぜ。そしたら、答えるだろ。」
瞬間、黒は凍りついた。色白の肌が、さらに白くなる。
「、、、本気で言ってんの?」
「ん?うん。、、、お、あった。」
「ヒッ、、、い、嫌だっ、、、痛いのはっ、、やめてっ!」
「あ?じゃぁ、はけよ。」
「俺は何もしてない、、、。俺がいた情報も、潜入だったからいつも通り、消去しただけだ。」
「はぁ、、、白、このままだと何も進まないな。」
「、、、2日、放置だ。飯もやるな。」
「っっ、、、しろ、、、一人は、、嫌だよ、、」
白は黒をじっと見たあと、牢屋を出た。
「伊織、黒に触るなよ。」
「はぁ?犯せるチャンスなのに?」
「指一本でも触れてみろ、お前を縛って、爪を全部剥いで、指を一本ずつ折って、それから、、、」
「分かった分かった。なんもしないから、早く行けよ。」
「チッ」
白が地下から出て行ったのを見送った後、伊織は笑いながら黒に言った。
「俺が、あいつの言う事聞くと思うか?」
黒は血の気が引くのを感じた。
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