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第1章 4
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そんなベータ達が、憧れて止まない存在。
それは、太古の昔から存在していたが、
自分達とは明らかに違う。
比べる事さえ烏滸がましいと、
ある意味、畏怖すら覚える。
それはもう、ガシガシと、
本能に訴えかけて来て、目にするだけで、敬い、恐れ、慕い、憧れる。
そんな人間がいた。
ベータ達は、その人間達を、敬愛と、嫉妬の情を込めて、
『アルファ』と『オメガ』と呼んだ。
アルファ達は、どの個体も大層優れた能力を持っていて、
おおよそ、一般人には不可能とされる事を意図も容易くやってのける。
そんな
人の人知が及ばない。もはや、神に愛された、完璧な種族。と、言ってもいいだろう。
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