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第2章 19
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あっーーーーっ、
ーーーー顔を向けた先にいたのは、赤茶色の髪に、赤みがかった瞳をした、ひどく顔の整った男で、
目があった瞬間に、
その美貌に囚われたーーー。
ーーこの男に抱かれたい…っ
ーーーこの男の精液が欲しい…っ、
ーーーーこの男に犯されたいっ、
そんな思いが、胸に広がり、綾人は自ら男の逞しい胸板に抱きついた。
◇
2人で、もつれる様にしながら、近くの部屋へと入ると、
そこにあったキングサイズの大きなベットへ倒れ込み、くちゅくちゅと激しく舌を絡め合わせながら、性急にお互いの服を脱がせあっていくーーーー。
男の手が、綾人の服の裾から入ってくると、小ぶりな乳首を探し当て、人差し指でツンツンと愛撫する。
「あっ、…やぁっ、ん…っ、」
胸でなど感じた事が無かったのに、男が触った所から、ジンジンとした快楽が起きるのを感じた。
激しい口付けに、息も絶え絶えになった綾人が、酸素を求めて一瞬、顔を背けたら、
「背けるな、鼻で息を吸ってみろ」
と、
腰にくるいい声で、男が声を発した。
初めて聞く男の美声に、耳でまで快楽を拾ってしまう綾人は、
「…あぁっ、ん、…だめぇ、言わないでぇ…っ、」
と、涙目で懇願したのだが、
男はそんな綾人の声など聞こえないのか、
羞恥で真っ赤に染まる綾人の耳朶を口に含むと、いやらしく熱い舌で愛撫しながら、もう既にグズグズに愛液を漏らしている綾人の下半身へと手を忍ばせる。
「やぁっ…あっ、あっ、…んんぅ…っ」
いきなりの直接的な刺激に、腰をびくつかせた綾人は、自分の尻から漏れ出る愛液で、ドロドロになったそこを、
男に見られるのが恥ずかしく、顔を両腕で隠した。
しかし、直ぐに男に手を取られて、また激しいキスをされてしまう。
「…っんっ、んん、クチュっ、…ぁっ、んっ、」
男の舌が、綾人の口内を舐めまわし、その小さい舌を絡め取り、お互いの唾液でくちゅくちゅと、いやらしい音が鳴る。
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