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好きにしおりをはさみました!
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好き
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「あのさ・・・。」
「何だ。」
前髪をかき上げてこっちを見る。
キュン
「僕理緒の事が・・・。」
好き
「す、すすすすすすすす・・・。」
い、言えない・・・。
「何だ、俺の事が何だ。」
僕は勇気を振り絞って言う。
「す、好き・・・。」
驚いた表情を見せる理緒。
「嘘か?」
「本当だよ!だ、だから理緒・・・。」
「殺しの件を無しにして欲しいのか?」
黙って頷く。
「・・・分かった。」
安心して口元が緩む。
すると僕の頬を撫でる理緒。
「その顔が見たかった。殺しの事も嘘だ。」
「・・・え?」
「ただ単に彩月の笑顔が見たかった。」
喜びが怒りに変わる。
持っていたナイフを刺す。
軽々避けられる。
「馬鹿か、おもちゃだ。」
「は!?」
くそ・・・。騙された。
「好きだって聞けて良かった。」
「た、確かに好きだけど!でも!騙すのは酷い!」
ーーー
ーーーー
殺しの件は終わった物の、タイムリミットは迫っている。
そう、このタイムリミット殺しの件ではないのだ。
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