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ハンバーグにしおりをはさみました!
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ハンバーグ
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『ジュー・・・。』
フライパンでハンバーグを焼く。
「良い香りだな。」
「一応これでも一人暮らししてたからね。」
フライ返しでハンバーグをひっくり返す。
「ちょっと煙草吸うから臭くなるかもしれないが、我慢してくれ。」
「え?煙草吸ってたの?」
「あぁ、いつも彩月が寝たあとに吸っていた。」
マジで。ストレス社会だね。
『カチッ』
煙草にライターの火を付ける理緒。
「ふぅ・・・。」
こっから見ると結構大人って感じがする。
「理緒はお酒飲むの?」
「あぁ、飲み会の日だけな。」
飲むんだ。
ハンバーグを皿の上に乗せて、ソースを掛ける。
「はい。」
「あぁ、いただきます。」
「いただきます。」
一口食べるとジュワッと肉汁が広がる。
流石僕。
理緒を見るとガツガツ食べていた。
いつもだったら礼儀正しいのに・・・。
ハンバーグそんなに好きだったのか。
また作ろうかな。
「理緒、ゆっくり食べないと喉詰まるよ。」
「※・●$%#*+&@£§%#ふじこ%#ゴホッゴホッ!」
何言ってるのか分かんないし、しかも言ったばっかりなのに喉詰まらせるし。
「落ち着いて、ゆっくり切って食べて。」
ティッシュを差し出すと口を拭き始めた。
僕お母さんみたい。理緒が子供。
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