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13にしおりをはさみました!
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13
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琉「何?」
うわああ
何言われるんだろう…
死んでください とか?
いやいやそれは…
ご褒美だけど悲しいな…
薫「僕の部屋から、貴方と撮ってるプリクラが出てきました」
あ…
あの事故の日、薫と撮ったやつだ…
薫「どういう事ですか?偽造…?」
琉「いやいや!偽造とかそんなん作る程器用じゃないし!…それよりさ、その日までの記憶って、どんな感じで残ってる?」
薫「…っ」
薫は何故か口ごもった。
何?
薫「…プリクラが偽造じゃなければ、貴方と私は仲が良かった…。僕の記憶はあなたの言う通り失っていた…って事ですか?」
琉「その通り。」
薫「琉…」
嬉しい…
薫、俺の事思い出して…
薫「プリクラだけで、貴方の存在は思い出せないですよね。そんな嬉しそうな顔されても…」
だよな…
琉「プリクラ撮ったのは事実だから。それだけは覚えてて?」
薫「はぁ」
ヤバい。
泣いていい?
俺結構泣き虫なんだよ…
辛い…
薫のいない世界に生きている意味なんて無い。
薫が俺の事思い出さないのだったら、死んだ方がマシだ。
6月1日
蓮「お前さ、ちょっと息抜きしないか?」
琉「え?」
蓮「1年の藤谷って知ってる?」
琉「うん。モテてるやつだよな」
蓮「身長低いけどな」
琉「それぐらい、いいだろ」
蓮「その藤谷が、噂なんだけどこの学校の教師と付き合ってるらしいんだ」
琉「嘘だろ」
蓮「だから噂だってば。で、三谷の息抜きもかねて、尾行しねぇ?」
藤谷か…
あんまり話した事ないな…
琉「いいよ」
俺もちょっと気になってたし、これくらいいいよな
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