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第3夜-6*にしおりをはさみました!
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第3夜-6*
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「……かなたぁ?」
「あちゃ」
窓際のベッドで起き上がる影が見えた。
逆光でどちらを向いているのか分からない。
「かなた、どこ?」
「は、るか」
からからになった喉から震える声を絞り出す。
「こっち来てよぅ」
「ちょっ、とそれは」
今の姿を遥には見られたくない。
「……するならベッドの方がいいでしょ?」
「ばれてんじゃん」
晴臣がくっくと笑う。
晴臣は奏太を抱きすくめるようにして立ち上がると、ベッドへ移動し、遥に引き渡す。
「はい、お姉ちゃんだよ」
ふふっと遥が笑う。
「奏太、きれーい」
いつもは愛らしい遥が、どこか妖しく見えた。
「これはいらないよねぇ」
あっという間に残っていたシャツを脱がされた。
ちゅ、ちゅ、ちゅ、と頬、胸、腹に口づけた遥はゆっくりと奏太を押し倒す。
「ねぇ奏太、僕も男だってこと忘れてない?」
小さな下着を脱ぐと、屹立する影。
「は、遥のそんなに大きかったか?」
遥は奏太の両足の間に入り込むと、その性器を花弁に押し当てる。
晴臣のせいで湿っていたそこは、やすやすと遥を受け入れていく。
「は、るか、それ以上は、」
「なぁに?……まだまだだよぅ」
いったん腰を引いた遥はもう一度挿入れていく。
今度は途中で止まらない。
微かな痛みを伴って、最後まで迎え入れた。
「ふふ、奏太の中、はいっちゃったぁ……」
「遥ちゃん、楽しそうだな」
晴臣が奏太の後ろに回り込むと抱き締めるように両腕を回した。そのまま乳房を弄ぶ。
遥は遥で、奏太の両膝を押さえると、腰を打ち付けた。
内臓を圧迫されるような、腹の中をかき乱されるような感覚と共に、疼くような愉悦が少しずつ大きくなっていく。
「遥っ」
「なぁに、奏太。……ふふ、気持ちよさそうな顔してるぅ」
「どっちが気持ちいいんだ?」
耳許で晴臣が囁く。
「こっちか?」
乳房を優しく揉みしだく。とろけるような快楽。
「それともぉ、こっち?」
体の奥を突く感覚と、引き抜くときの狂おしい愉悦が交互に襲う。次第にスピードが上がっていき、愉悦が頂点に達した。体が意思に反して仰け反り、遥を締め付ける。
同時に遥も中で果てたのがわかった。
一気に全身から力が抜ける。時折快楽の名残で腰が勝手にひくひくと痙攣している。
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