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奴隷市場にしおりをはさみました!
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奴隷市場
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今の世の中には奴隷制度というものがある。
借金返済ができなかった者、金に困り親に捨てられる子などが奴隷市場に売られている。
このお話は、可哀想な奴隷の子のお話……
「雅哉さま、もうすぐで奴隷市場に着きます」
「そうか…」
「今回は目玉商品があるようですよ。なんでも珍しいオッドアイだとか。……まあ、噂なんですけどね」
「そうか……」
他愛のない会話をしながら雅哉は奴隷市場に着いた。
「おお、今回は神宮寺財閥も参加するのか!」
などと車から出れば声が上がる。
それを無視して歩き出す雅哉。
「さあ、本日の目玉商品をご紹介させていただきます」
舞台に連れられて出てきたのは、白髪で紅と金色のオッドアイの小さい少年だった。
雅哉はその少年に釘付けだった。
見てすぐに欲しくなった。
「それでは入札に入らせて頂きます。まずは1000万から!」
「10億」
雅哉がそう言い放つと、会場が静まりかえった。
「ほ、他の方はいらっしゃいますか?」
あまりの額に誰もが唖然とした。
「で、では96番の方のご入札です。
これで、今回のオークションはお終いです。また次の機会にお会いしたしょう」
そして、奴隷市場オークションがおわった。
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