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美術編芋虫になった少年にしおりをはさみました!
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美術編芋虫になった少年
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第2話
2人共学校の制服姿で上は白のカッターシャツの1番上のボタンを外し赤色のストライプ模様の入ったネクタイの元を緩めているがネクタイは途中から荒縄の中に隠され見えない。
その荒縄は2人のブレザーを着ている上腕にこれでもかと言う位に食い込でいる。
荒縄が5重に巻かれている上半身の下からネクタイの下の部分が見えていた。
下半身にはグレーの制服のズボンを履いている。
両手は後ろ手に荒縄で手首が拘束されていた。
2人共まだ13歳か14歳になったばかりの可愛い少年だ。
2人の少年共右足首だけが周囲より一段高いコンクリートの床から出ている金属製のフックに荒縄で結ばれている。
学生服に太い荒縄が食い込んだ2人の少年の姿は実にエキゾチックだ。
「お仕置きだ」
「朝まで2人共自分のやった事をお互い反省し見つめ合い立って居ろ」
少し前に見張りの全身艶やかな黒皮に包まれた指導係の屈強な男が、そう言った後に居なくなった。
「拓(たく)見張りが居なくなったから逃げ出そう」
「うん!守(まもる)わかった!」
左足だけは自由だから尚更逃げだしたくなる。
だが荒縄に拘束された右足が自由な左足についてこず藁が右足首に食い込み傷が深くなるだけでどうしても逃げだす事が出来なかった。
「もう少しだぁ」
「拓!右足をもう少し伸ばせ」
「守!これが限界だぁ」
そこで、立たされていた守(まもる)が床に俯けに這いつくばりで芋虫のように体をくねらせ拓の拘束された右足首の憎たらしい荒縄を歯で食いちぎろうとしていた。
守は逆に床に仰向けなり拘束された右足首の荒縄を守に食いちぎってもらう為に出来る限り守に近づけようと努力していた。
「後10cm位だけど届かない!」
右足首の拘束が金属で出来た鎖なら諦められる。
だが藁で出来た2人の足首に浅い傷と痛みを齎した憎たらしい荒縄だから食いちぎり逃げ出したくなる。
だけれど食い千切れそうなぁ荒縄に口が届かなかった。
「拓!駄目だ・・・」
「諦めよう・・・・」
「守・・どうしよう」
「トイレにも行かせて貰えない」
「腹も減った」
「拓、御免・・俺のせいだ」
「守のせいでない!」
「僕のせいだ!」
「・・・・・」
逃げ出す事の叶わなかった2人の少年はお互い言葉で慰め合うしか現実から逃避出来なかった。
逃げ出す事が出来たとしても2人とも学校を退学させられこの「見学者の為の性奴隷学校」に強制入学させられ行先の当てがまったくない。
その事も手伝い2人の少年は重苦しい沈黙の時間に飲み込まれた。
部屋の大きさは大きく60人位は入れそうな所だ。
其処に少年は2人だけ放置され天井の照明も薄暗くされていた。
救いなのは部屋の中が適温適湿な事ぐらいだ。
周りより1m程高いコンクリート張りの濡れても支障のない冷たい床に2人共屈強な男の命令を無視して見つめ合い座っていた。
その時に警報が鳴り響きドアが開き別室で監視映像を観ていた屈強な指導員の男が両手に鞭を持ち現れた。
「こら!」
「何座って寛いでいる」
「立て!」
2人の少年の視覚は手に持たれた鞭に釘付けになり、聴覚には男の声が矢のように突き刺さった。
第3話に続く
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