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朝にしおりをはさみました!
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朝
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「はる、起きろ。」
「ん…大知?おはよう。でも眠い…。」
もう一度寝ようと目を瞑る。
「早く起きないと襲うぞ。」
そう言って僕の上に覆いかぶさって来た。
「わっ!わかったから!」
「大知はすぐ僕をいじめるから嫌い!」
「なんて?もう一回言え。」
ベッドから立ち上がった僕を壁に押しやって睨んでくる。
「な…なんでもないよ。」
大知の顔をまともに見れなくて下を向く。
「こっち見ろ。」
無理やり顎を掴んで正面を向かされた。
大知の顔はイケメンすぎて僕はいつも直視できないのにまじまじと見るとやっぱりかっこよくて顔が赤くなった。
「はる、俺のこと嫌いとか言うな。」
「わかったか。」
「わっわかった、わかった。」
やっと離してくれた。
「俺、部活あるから先行くぞ。」
「うん、いってらっしゃい。」
僕は毎朝大知に起こしてもらって大知を見送るのだ。
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