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怖い2にしおりをはさみました!
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怖い2
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「青葉…やだ、行きたくない!!帰る……!」
どうしよう………
一度マンションの玄関に入ったきり、出て来てくれない。
「家に帰して……お願い………」
否定したけど、シロは1人で部屋に行こうと振り向いた。
…………でも、
「部屋の場所……覚えてますか?それに、鍵は俺が………」
「っ………う……………」
…………
「……大丈夫ですか?」
「無理、無理…………」
無理そう…………
………………
(流石に、あんな事があった後じゃ………無理か)
そういえば、外に出て強姦された日も朝早くて空が暗い日だった。
このまま無理に引きずっていっても…………
「…………じゃあ………外に行くのはやめましょう」
「……っ、ほんと………?!」
その代わり………………
ーーー
部屋に戻って部屋着に着替えて、シロを床に正座させた。
「青葉………?」
「部屋の中で体力をつけるしかないですよね。……って事なので、体操しましょう」
それで体力が増えるのかは分からないけど、動かないよりはいいと思った。
「はい!まず腕立て伏せ!!30回!!」
「え………ええぇ……!!」
部屋の中でも、出来ることはある……はず。
「ん…うぅ………っ、は……」
「じゅーいち、じゅーに………あともう少しで半分ですよー」
しかもこれなら体力も付けられるしエロいし、さいっこう……!
「…さーんじゅ」
「………ぜぇ……はぁ……」
死にかけてるシロ。
もう辛そうだけど……せめてもう少し頑張って欲しい。
「次は腹筋ですっ!これは10回でいいですよ」
「へ、えぇぇ………」
足を強めに押えて、にこにこと微笑みながら既に息切れしているシロを見た。
「………っ…しぬ」
「死にものぐるいで頑張って下さいっ!」
……………
「ん"ー…んんーーー……!」
「いーち」
「ん…はぁ、は……っ…んぅ……」
「にー」
「う………ん"……」
「さーーん」
……………いちいち喘ぎっぽくなるのやめてほしい。
「……じゅう」
「っはー…………、あおばぁ………」
終わった途端にシロはそのまま俺に抱き着いてきた。
抱き着くってよりは………倒れてきた。
「つか…れた……」
「今日はこれくらいにしときましょうか………」
これくらいで疲れるって、流石シロ………体力が無さすぎる。
一旦立とうとしたけど、シロはそのまま眠ってしまったらしく…俺が動けなかった。
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