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18歳以上ですか?
21にしおりをはさみました!
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21
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1時間ほど車を走らせて着いたのは、都心から少し離れた超高級住宅街のかなり頑丈そうな門の前
ゲートの奥にモダンな雰囲気家が見える
ここからだと全部は見えないけど豪邸っぽい
「え…ここ?」
「うん、ちょっと待ってて」
蓮は車を降りてインターホンに向かって何か話すとすぐにゲートが開いた
「ここまっすぐ入って、あ、そこの空いてるところに止めて」
「あぁ、うん」
車を停めるとすぐにスーツを着た男の人が出てきた
「お待ちしておりました。お帰りなさいませ。蓮様。」
「ただいま、車ここでいい?」
「はい。今日は来客の予定はありませんので。」
え、待って?蓮って一般人じゃないの?
目の前で起こっていることが理解できないまま車を降りて、蓮の家族がいるという部屋を目指す
さっきのスーツの人はどこかへ行ってしまった
「蓮?ちょっと待って?」
「うん」
「ここはほんとに蓮のおうち?」
「うん」
「今から俺が会うのは蓮の家族だよね?」
「うん
大丈夫、多分みんな受け入れてくれるよ」
「俺不安だよ、本当に蓮だよね?」
「うん、俺だよ」
どうしよう、この先に待つ蓮の家族が貴族とか石油王だったら俺認めてもらえる自信ない
蓮のことは何でも受け入れるし離れるつもりもないけど…
「大丈夫、信じて?」
そう言って両手をぎゅっと握られた
「深呼吸してから入る?」
「う、ん」
すー…はー…
うん、少し落ち着いた
「じゃあ行こう」
「あぁ」
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