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生徒会役員7〜蕪木視点〜にしおりをはさみました!
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生徒会役員7〜蕪木視点〜
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生徒会に入ると決めた翌日、役員の顔合わせとかで生徒会長に挨拶しに行くことになった。
こんなに早く会長に近付けるなんて…!!!!
やっぱりこの選択は間違ってなかった!!
僕と圭吾先輩と会計に決まった子とで生徒会室の前に集まった。
圭吾先輩がドアを開けた。
そこには当たり前だけど望月会長がいて……
「じゃあさっそくだけど自己紹介してもらえるかな?俺は生徒会長の望月慎也、よろしくね。」
なんて僕達を見て笑顔で言うから、すっごく嬉しくて、顔に熱が集まるのを感じた。
もう声をかけられただけで心臓がバクバクして壊れそうなのに、何故か望月会長は僕のことをマジマジと見つめてくる。
僕今……望月会長に見つめられてる………
自意識過剰とかじゃなく、確実に見つめられてるよね………?
…………これはヤバいよ………
も、望月会長の顔が見られない……………
恥ずかしすぎて…
そして今たぶん顔がホントに真っ赤だと思う………
そして会長の顔を見られないまま、
「書記の………蕪木亮太です……。ぼ、僕に出来ることなんてあんまり無いですけどっ、望月会長のお役にたてるよう頑張りますっ!!」
と言った。
自分でもこんなに上手く喋れないことに驚いた。
緊張してる……………
頭がいっぱいいっぱいだったところに
「よろしくね、亮太くん。」
って会長が言ってくれて…………
嬉し過ぎて涙が出そう………
でも泣いたら引かれちゃうから、我慢しないとだよね!!
涙を堪えてるから、僕の顔はさっきより絶対熱くなってるんじゃないかと思う……
ーーーーー亮太くんーーーーー
名前を呼んでもらえた……
生徒会に入ってよかった。
これから頑張ろう。
望月会長のために。
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