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弱味 side夢恩にしおりをはさみました!
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弱味 side夢恩
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今朝もいつも通り若のマンションへ2人を迎えに行き奏様を学校に送って、そのあとは若と一緒に出社。時間迄仕事を熟し、奏様のお迎えの為に学校に向かう。
いつも、奏様には昇降口で連絡があるまで待機して頂く。不便をかけるが安全の為だ。
流石に校内でどうこうなりはしないだろう。昇降口から正門まで、敷地内を70m程。正門横に車を止めた後、若に学校に着いた旨を報告し、奏様に連絡をする。
Pi Pi Pi
'只今、奏様の学校に到着しました。奏様にこの後のご予定を伺い、特に変わりなければそのままご自宅までお送りします。その後は社に戻りますので。'
'ああ、頼む。'
Pi Pi Pi
'お疲れ様です。奏様。いつも通り正門に車を付けておりますので、お越し下さい。'
'わかりました。'
この時は誰しもがいつも通りだと全く疑いもしていなかった。
こちらから、昇降口を出て正門に向かって歩く奏様が見えている。何も変わらない。
そう、ここまでは、、、
'奏様っ！！！！！ 湖瑠！！！'
それは、目の前で、、、一瞬の出来事だった。
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