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君と花束4にしおりをはさみました!
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君と花束4
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「コレ買う」
気づいたら口走ってた。
凪斗さんはかしこまりましたっと笑顔で答える。
「あの日みたいに誰かにあげるの？」
凪斗さんは別に悪気があって言ったわけではないのかもしれないけれど、その言葉に心臓がズクリとする。
渡せませんでした、
なんて言えるわけない。
「んと、まぁ、ははは…」
俺は自分の赤髪を片手でガシガシかきながら目線を泳がし凪斗さんの言葉を受け流した。
凪斗さんはそんな俺をみて一瞬悲しそうな顔をした気がした。
気のせいか？
すぐに笑顔になると、よかったですと返してくる。
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