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それからにしおりをはさみました!
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それから
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次の日、一都が教室に入ると、三沢達のグループがにやにやとそちらを見ていた。
一都が席に着くと、三沢は椅子から勢いよく立ち上がり、片手を上げて大きな声を出した
「みなさん注目〜!!なんとこの三沢彼多、昨日、桐下一都クンに愛の告白をされましたぁ」
一瞬の沈黙の後に教室かざわめく。
まじ? やば〜(笑) あいつ××だったんだ きもー
一都は真っ青な顔でトイレに駆け込んだ。
「おえぇ、げほっ、、お゙え゙ぇ」
一都は、悲しくて、辛くて、苦しくて、吐いた。
朝食を全て吐いて、胃液だけになってもまだ吐き気は治まらない。
コンコン、誰かがドアをノックする。
「一都、大丈夫……じゃないよね」
「かず、や」
声をかけてくれたのは、一都の幼馴染の二瀬和也だった。
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