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再会 ①にしおりをはさみました!
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再会 ①
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それは突然やって来た。それまでは美希ちゃんと幹部の子達のおかげで俺に近づいてくる奴は居なくなって平穏な日々を送ることが出来た。
しかし今日HRで、担任が、
「今日また転校生がやってくるぞ〜。さ、入れ。」
ハイ。 あれっ?この声何処かで聞いたことあるような。 ガラガラ
「転校生の小椋空です。よろしくね。」
転校生はまさかの空だった。空も俺に気付いて、
「久しぶり。玲。」
「おう。久しぶり。空。」
えっ?玲牙様の知り合い?でも空様も素敵〜。
女子どもが俺と空がどういう関係か分からずいつも通り騒ぎ出した。
「静かに。じゃあ、小椋は如月の隣でイイな。じゃあ如月、休み時間に学校案内頼めるか?」
「ハイ。」
え〜〜‼︎何で玲牙様を使うの〜。
「俺は平気だから。皆落ち着いてね。」
あっ。玲牙様に怒られた。それだけでも光栄の極み。
やっぱ女子って直ぐに諭せば直ぐに媚を売るように懐く。タラしって思われるかもだけど、俺は誰も好きにならないからな。
その時に、空が耳元で、
『会いたかったよ。玲。もう2度と悲しませたりしないから。』
えっ?な・・何?悲しませたりしないって。俺、空に何か酷いことされたのか?う〜ん。
記憶を呼び出そうとしたけど全く思い出せない。
まっ、それは後でもいっか。今は、空との学校生活がまた始まるから楽しまなきゃな。
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