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思い出した 黒子sideにしおりをはさみました!
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思い出した 黒子side
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「大丈夫ですか？魔王様？」
「ああ、大丈夫だ。クロガネ」
「思い出されたのですね。魔王様」
「ああ。すべてな」
そう、僕は昔魔王でした。
いや、今も魔王をやっている。
ただ、10・11年前に人間界に来た際に気を抜いてたら腹が減って行き倒れて拾われてそのまま育てられたんだったな。
俺ってばれないように5歳くらいの姿だったからな。少し楽しくて自分で記憶封印してたんだった。
「よかったです。すぐお戻りを」
「今、戻るのもいいが後2時間だけくれないか。人間だった頃の仲間に別れを言いたい」
「承知しました。また、二時間後にお迎えに伺います」
「ああ、そうしてくれ」
そして、俺は。僕はストバスにむかった。
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