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③
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それを一気にくわえられて。
叫びそうになる口を慌てて手でおさえた。
「ん、ぅ…っ、んっ」
目眩がしそうなくらい気持ちえぇん。
熱い舌がいっぱい動き回ってて。
自然と目が潤んだ。
酸欠なりそうなくらい、息が乱れる。
「手、放し。サスケのやらしい声聞きたい」
「ぃや、やっ…」
「したらやめる」
それもいやや。
首振ったらやわこう笑われて、そのまま両手を下へ押さえ付けられた。
「やっ、あっぁ…っ」
声が解放されて、余計に気持ちがたかぶる。
今度は射精を促すみたいに千里の頭が揺れて。
何もかも全部飛んだ。
「ぅあっ…、んっ、あ…っ、あっ」
あかん。
ちょっと前に出したばっかなんに。
もうあかん。
気持ちえぇ。
頭が反る。
腰を突き出すみたいにして背筋が曲がって。
「せ、り…っ、でる、あっ、あ…っ、いく、もっ…、いくっ」
思いっきり強く吸われて、星がチカチカ見えた。
「あぁっ、ぃや…っ、いややっ、んっ…、ん」
唇を噛み締めたまんまついに出してもうた。
こんなバスん中で。
外から丸見えなとこで。
イってもうた。
最悪…。
「も、放してゃ…っ」
萎えたそれをまだ千里が舌先でもてあそぶ。
放したないゆうみたいに口で遊んで。
こそばいねんけど。
てかほんま恥ずかしいからはよズボンはかしてて。
手で頭を押し退けたらやっと離れてくれた。
「…あほ」
「欲しかってんもん」
「こんなとこで、さっきもやけど何考えてんの?」
「何も。ただ欲望の赴くままに」
「ほんまあほや…」
射精後の気だるさと呆れた気持ちとが重なって一気に脱力する。
衣服を整えながら、腹減ったなぁって考えてたらテツらが戻って来た。
危なっ。
間一髪やん。
「仲直りしたん」
「喧嘩ちゃうし」
「そうなん?」
「てかお前ら何やってたん?サスケの乱れた顔、外から丸見えやったで」
「……………」
「思わず楽しんでもうた。わりに可愛い顔すんねんな」
「お前らちごたら殴り殺してたね、俺」
怖いくらいにこにこ顔の千里を横に、呆然とする俺。
真っ白んなった頭の機能が正常に戻ったんは、こっからまだまだ後の事やった。
(13)おわり
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