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「……。…チッ!!クソ兄貴っっ!!」
響平は舌打ちをして暴言を吐く。
「だったら会社で待っておけばいいか…!」
響平は思い付いたように満面の笑顔で呟く。
「いや、それはやめておいた方が…、」
「俺は今すぐ蓮先輩に会いたいんだよっっ!!」
止める暇もなく、響平は走り出す。
「会社の前で待っていたら、ヘッドハンティングだと勘違いされるぞ、と言いたかったんだが…」
響平の背中を見て俺は笑う。
「あいつは本当に朝妻のおかげで変わったよな…。前は感情のないお人形みたいだったのに…」
俺はクスッと笑う。
「二人が帰ってきた時が見物だな!」
俺は鼻歌を歌いながら、二人の帰りを楽しみに待つことにした。
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